日常生活やビジネスシーンでボイスレコーダー・ICレコーダーは欠かせないツールの1つとなっています。会議や講義の録音、インタビューやアイデアメモ、法的証拠や医療分野でも音声データが事実確認や証拠保存に重要な情報を音声として記録できるため、多くの方に利用されているものです。しかし、ボイスレコーダーやICレコーダーから誤って大事な録音データを削除してしまったり、メモリカードが故障してデータにアクセスできなくなったりした経験がある方も少なくはないでしょう。
「大事なデータが消えてしまったらどうしよう…」そんな不安を感じることがあるかもしれません。ボイスレコーダーやICレコーダー内のデータは削除した後でも完全に失われていない事も多く、データを復元したい場合には慎重な対応が求められるものです。本記事ではボイスレコーダーやICレコーダーから削除したデータの復元方法、SDカードの故障によるデータ消失時の対処方法など、ボイスレコーダー・ICレコーダーに生じる様々なケースに対応した解決策を紹介していきます。
ボイスレコーダー・ICレコーダーからデータが消える主な原因
ボイスレコーダー・ICレコーダーからデータが消失する原因は以下のようなものが挙げられるものです。
- 誤って削除した
- メモリやボイスレコーダー本体の故障
- 内部のソフトウェアや制御プログラムの不具合
- ボイスレコーダーやメモリカードのエラー
- メモリ容量の不足
- フォーマット・初期化操作
- 電力不足や突然の電源オフ
1.誤って削除した
ボイスレコーダーやICレコーダーからデータが消える原因の中で最も一般的なものは、誤操作によってデータを削除してしまうことが挙げられます。ボイスレコーダーやICレコーダーから録音データを確認する際に間違えて削除ボタンを押してしまうこともありえるものです。
2.メモリやボイスレコーダー本体の故障
ボイスレコーダーやICレコーダーの内蔵メモリや、使用しているSDカードが故障している場合にはメモリやボイスレコーダー・ICレコーダー本体の故障が原因となり、録音したデータが消失することがあります。内蔵メモリやSDカードは経年劣化(自然故障や寿命)、物理的な損傷が原因で録音したデータにアクセスできなくなる・ファイルやフォルダが消えてしまう他、ボイスレコーダーやICレコーダーが起動しない・SDカードが認識しないなど機器自体が使用不可能な状態に陥った時には大事な録音データが失われる事態に直結することもあるものです。
※ボイスレコーダーやICレコーダーは持ち運びしやすい機器の1つで衝撃や振動によって壊れやすい傾向になります。ボイスレコーダーやICレコーダーの電源が入らない・ボタンを押しても立ち上がらない・液晶画面が正しく表示されない・SDカードなどメモリカードが認識しない・ファイルやフォルダ名が表示されないなどの不具合が出た時には機器が物理的・機械的に故障していることが大半でデータを復元したい方は慎重な対応が求められます。
3.内部のソフトウェアや制御プログラムの不具合
ボイスレコーダーやICレコーダー内部のソフトウェアや制御プログラムに問題が生じた・ファイルシステムが損傷したことが原因でデータが正常に保存されないことがあります。データの読み書き中やコピー、移動を行っている最中にエラーが発生した・ソフトウェアのバグが生じることによってデータが消えることもありえます。
4.ボイスレコーダーやメモリカードのエラー
データ自体は消えていないものの、ボイスレコーダーやICレコーダー、メモリカード(SDカードやmicroSDカード)のエラーでファイルが一時的に認識されなくなることもあります。この場合にはデバイス(内蔵メモリやメモリカード)のファイルシステムに問題を抱えている・ファイルシステムが破損している・論理障害が発生していることも多く、デバイスが認識しない状態からデータが失われる事態に陥ることもあるため注意が必要となります。
5.メモリ容量の不足
メモリ容量が限界に達した場合には新しいデータを保存する際に古いデータが上書きされることもあります。この場合にはボイスレコーダーやICレコーダー、SDカード内に保存されていた古いデータが消失する事態に直結することも多く起こりえます。
6.フォーマット・初期化操作
誤ってボイスレコーダーやICレコーダーの内蔵メモリやSDカードをフォーマット・初期化してしまうこともデータ消失の原因として発生頻度は高いものです。フォーマット・初期化した場合には全てのデータが削除される他、個人では復元することが難しい状態に陥るため注意が必要となります。
7.電力不足や突然の電源オフ
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音している最中やデータ保存中に電池が切れる、または機器が突然シャットダウンした場合には保存中のデータが正しく記録されず、消失することがあります。
上記のような原因によってボイスレコーダーやICレコーダーからデータが消えることがあり、復元作業を進める必要が出てくるものです。
ボイスレコーダー・ICレコーダーからデータの復元が必要になる症状は?
ボイスレコーダーやICレコーダーからデータの復元が必要になる症状は以下のようなものが挙げられます。
- 録音ファイルが見つからない
- ファイルが破損している・再生できない
- 内蔵メモリやSDカードが認識しない
- 誤って削除した
- 録音中に電源が切れた
- 初期化・フォーマットした
- エラーメッセージが表示される
- ファイルが部分的に消えている
- ファイル名が文字化けした
- データにアクセスができない
1.録音ファイルが見つからない
録音したデータが突然見えなくなった・リストから消えているような場合にはボイスレコーダーやICレコーダーからデータが消失している事が多く、データの復元を検討する必要が出てきます。
2.ファイルが破損している・再生できない
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したファイルが破損している・再生できない時にはデータそのものが壊れている事が推測され、データの復元を試みる必要があります。
※ファイルの破損や録音が再生できない症状はボイスレコーダーやICレコーダーで録音している最中やデータ保存中に本体の電池が切れた・突然のシャットダウンが起きた場合の他、内蔵メモリやSDカードが物理的・機械的に故障している事が原因で発生することがあるものです。
3.内蔵メモリやSDカードが認識しない
ボイスレコーダーやICレコーダーが内蔵メモリやSDカード、microSDカードを認識しない状態に陥ることもありえます。デバイスが認識しない時には保存しているデータにアクセスができない・ファイルやフォルダが表示されない・ファイルやフォルダが開かない・録音データが再生されない等、さまざまな症状が発生するため、ボイスレコーダーやICレコーダーが動作可能な状態に戻ることよりもデータの取り出しや復元作業を優先したい方は機器の修理よりもプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを検討しましょう。
ボイスレコーダーやICレコーダーで内蔵メモリやSDカード、microSDカードが認識しない時にはすでにデバイス自体が物理的・機械的に故障していることが大半でデータが消失する危険性が高まっていることがほとんどです。正常に動作しなくなった機器をメーカーや修理の専門業者、購入店などに相談した場合にはデータは復元されない・デバイスは初期化された上での修理対応となるため、ボイスレコーダーやICレコーダーは動作可能な状態に戻ることが見込めますが、中に保存していたデータは全て消去された上で手元に戻ってくることになります。注意しましょう。
↓SDカードが認識しない・読み込まない時にはこちらの記事もご確認ください。
4.誤って削除した
ユーザーが誤操作でボイスレコーダーやICレコーダーの録音データを削除してしまうことがあります。デバイス内で不要なデータを整理しようとして誤って大事なファイルを削除してしまった場合や誤って初期化やフォーマット操作を進めてしまった時には、特に注意が必要です。
誤操作によってボイスレコーダーやICレコーダーで録音した重要なデータを削除してしまった場合にはそのデータを取り戻すために復元作業を行う必要が出てきます。
※誤ってボイスレコーダーやICレコーダーからファイルやフォルダを削除した際にそのデータを復元したいと考えた場合には、機器の使用を止めることから始めましょう。ボイスレコーダーやICレコーダーを使って新たに録音を始める・ファイルやフォルダの整理を行う・削除したデータ以外のファイルやフォルダをコピー、移動させる・録音データが残っていないか確認作業を進めるなど、機器を使い続けようとするだけでデータはどんどん上書きされてしまい、復元作業の難易度が高くなるばかりか復旧自体が困難な状態に陥ってしまうこともありえます。少しでも困ったり悩んだりした際にはプロのデータ復旧・復元業者に相談することを優先しましょう。
5.録音中に電源が切れた
録音中にボイスレコーダーやICレコーダーの電池が切れた・デバイスが突然シャットダウンした場合にはデータが正しく保存されずに消失することがあり、復元作業が必要になることがあります。
6.初期化・フォーマットした
誤ってボイスレコーダーやICレコーダーの内蔵メモリやSDカードを初期化・フォーマットしてしまった場合にはすべてのデータが削除されるため、重要なファイルを復元する必要が出てきます。
※ボイスレコーダーやICレコーダー本体やSDカードをパソコンに接続した際には「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」とエラーメッセージが表示され、機器が正常に認識しない・動作不可能になるトラブルが発生することもあります。慌ててフォーマット操作を進めてしまうとボイスレコーダーやICレコーダー、SDカード内のデータは全て消去される他、個人では復元が難しい状態に陥ってしまうものです。万が一、初期化やフォーマットを行ったボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードからデータを復元したいと考えた場合にはプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。
↓フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?と表示されてお困りの方はこちら
7.エラーメッセージが表示される
ボイスレコーダーやICレコーダーを使用している時には下記のようなエラーメッセージが出ることがあります。
・ボイスレコーダーやICレコーダーからデータの復元作業が必要となるエラーメッセージ例
エラーメッセージ | 意味 |
---|---|
カードエラー | SDカードが正しく認識されないか、故障している可能性がある。 |
ファイルが破損しています | ファイルが破損しており、再生や保存ができない状態。 |
フォーマットが必要です | SDカードや内蔵メモリが正常に機能せず、フォーマットが必要。 |
ファイルが見つかりません | 指定されたファイルが存在しないか、削除されている。 |
※上記のようなエラーメッセージが表示された際にはボイスレコーダーやICレコーダー内の録音データが完全に消失する危険性が高まっている事が多く、慎重な対応が求められるものです。ボイスレコーダーやICレコーダー内のデータが大事・無くなったり復元ができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合には機器の使用を止めることから始めましょう。
・ボイスレコーダーやICレコーダーに挿入していたSDカードをWindowsのPCに接続した際にデータの復元作業が必要となるエラーメッセージ例
場所が利用できません。 |
---|
パラメータが間違っています。 |
巡回冗長検査(CRC)エラー |
I/O デバイスエラー |
存在しないデバイスを指定しました。 |
アクセスが拒否されました。 |
このボリュームは認識可能なファイルシステムではありません。 |
ファイルまたはディレクトリが壊れているため読み取ることができません。 |
指定されたファイルが見つかりません。 |
USBデバイスが認識されません。 |
・ボイスレコーダーやICレコーダーに挿入していたSDカードをMacに接続した際にデータの復元作業が必要となるエラーメッセージ例
「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした」 |
---|
↑エラーメッセージが表示されてお困りの方は表示されたメッセージをクリックしてください。エラーメッセージ別の対処方法もそれぞれ紹介しています。
・ボイスレコーダーやICレコーダーに表示される他のエラーメッセージ例
エラーメッセージ | 意味 |
---|---|
メモリフル | 内蔵メモリまたはSDカードの容量がいっぱいで録音できない。 |
バッテリー残量が少ない | 録音や再生中にバッテリーが少なくなり、動作が継続できない。 |
録音停止 | 録音が途中で自動的に停止された。バッテリーやメモリ不足が原因。 |
書き込み禁止 | SDカードの書き込み禁止スイッチがオンになっている。 |
8.ファイルが部分的に消えている
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したファイルやフォルダの一部だけが残っている、特定の録音データだけが消えている場合も、データの復元が必要になるケースとして挙げられます。これは、記録媒体の故障やファイルシステムの損傷、録音時のエラーが原因となることが多いものです。
9.ファイル名が文字化けした
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータのファイル名やフォルダ名が文字化けした時にはボイスレコーダーやICレコーダーの内部ソフトウェアに問題が生じている・使用しているメモリカードが故障、損傷していることが推測される状況です。ファイル自体が破損していない場合でも、文字化けが起こることでデータにアクセスできなくなることがあり、その際には復元作業を行う必要が出てきます。
※ファイルやフォルダ名が文字化けして開かない・録音データが再生されない等の不具合が出た際には機器が物理的・機械的に故障していることが大半で、個人では復元ができない状態に陥っていることがほとんどです。ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータが大事・無くなったり復元ができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合には専門家に相談することを優先しましょう。
10.データにアクセスができない
ボイスレコーダーやICレコーダーの内部ソフトウェアや制御プログラムに問題が発生した場合や内蔵メモリやSDカードが故障、損傷した際にはボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータにアクセスができなくなることがあります。これは機器の経年劣化(自然故障や寿命)、操作が途中で中断した・瞬電や停電などが起きた・衝撃や振動が加わったなど外的要因によって物理障害が発生することで症状が引き起こされることもありえるものです。データにアクセスができなくなった場合にも復元作業を行う必要が出てきます。
ボイスレコーダーやICレコーダー、挿入しているSDカードに対してこれらの症状が発生した場合には、まずは焦らずにデバイスに新しいデータを書き込むのを避け、できるだけ早く復元方法を進めることが重要となります。
ボイスレコーダー・ICレコーダーのデータを復元する方法を紹介
ボイスレコーダーやICレコーダーのデータを復元したい時に試せる対処方法をまとめます。
- デバイスの電源を入れ直す・再起動する
- SDカードの取り外しとパソコンへ接続を試す
- 復元ソフトを使う
- ファイル修復ツールを利用する
- chkdskコマンドを使う
- データ復旧サービスを利用する
1.デバイスの電源を入れ直す・再起動する
ボイスレコーダーやICレコーダーのデータにアクセスできなくなった場合やファイルが表示されない時に簡単に試せる復元方法は電源の入れ直しや再起動を行う方法が挙げられます。ボイスレコーダーやICレコーダーに限らず、多くの電子デバイスで発生する一時的な不具合は再起動によって解消されることも多いため、ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードにトラブルが発生した時には機器の電源を一度切って数秒待ってから再度入れ直してみましょう。特に、ボイスレコーダーやICレコーダーの電池の残量が少ない場合や連続して長時間使用した後にはシステムが不安定になることがあるため、この復元方法が簡単かつ効果的な対処方法になりえます。また、ボイスレコーダーやICレコーダーの内蔵メモリやSDカードの状態に問題がある場合にも再起動を行う方法を試すことでシステムが正常に動作する事も見込めます。
再起動後も状況が改善されない場合は、ボイスレコーダーやICレコーダーの電池を新しいものに交換する方法も簡単に試せるものです。
※基本的な操作・簡単に試せる復元方法で録音したデータへのアクセスが再び可能になることがありますが、何度も試さないように注意しましょう。ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードが物理的・機械的に故障しているような時に電源の入り切りや再起動など簡単に試せる復元方法を行うだけで機器に致命傷を与える他、取り返しのつかないくらい状態が重篤化してしまうこともありえます。ボイスレコーダーやICレコーダー内のデータを削除した、初期化・フォーマットを行った後には電源の入り切りや再起動などを行うたびにデータの上書きが進むため、復元したいファイルやフォルダがある場合には機器を触らないようにした方が良いものです。
2.SDカードの取り外しとパソコンへ接続を試す
ボイスレコーダーやICレコーダーの内蔵メモリではなくSDカードをデータの保存先に指定している場合にSDカードに対するエラーメッセージが表示された・SDカードが認識しない・カードが破損した・録音データが再生されない等のトラブルが発生した時にはSDカードをボイスレコーダーやICレコーダーから取り外し、パソコンに接続することが復元方法を試す前準備として必要になってきます。
これは、SDカードが正しく動作していない、またはボイスレコーダーやICレコーダー側の読み取り機能に問題がある場合に有効な対処方法の1つとして挙げられるものです。
まず、パソコンにSDカードを直接挿入し、システムがカードを認識するか確認してみましょう。Windowsでは「エクスプローラー」、Macでは「Finder」で確認することになります。SDカードが認識されれば、ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したファイルを手動でコピーしてバックアップを行う・自分でデータを復元することが可能となります。
※パソコンでもボイスレコーダーやICレコーダーに入っていたSDカードが認識しない・ファイルやフォルダが開かない・文字化けするような時にはSDカードが物理的・機械的に故障していることが大半で慎重な対応が求められるものです。ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータが大事・無くなったり復元ができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合にはそれ以上、確認作業を進めることは避けましょう。データの復元作業の難易度が上がるばかりか後悔する結果に直結してしまいます。
失敗しても良い・1つのファイルだけ欲しい・自分でどうにか復元したいと考えた場合には別のカードリーダーを使ってSDカードが認識するか試す・別のパソコンで確認する方法も自分で試せる復元方法として挙げられますが、ボイスレコーダーやICレコーダー、パソコンでSDカードが認識しなかった時点でカード自体が壊れているサインにもなるため、データを早く安く確実に復元したいと考えた時にはこれらの対処方法を試すことは選択肢から外した方が良いものです。
↓SDカードの損傷・破損が疑われる時にはこちらも参照ください。
3.復元ソフトを使う
ボイスレコーダーやICレコーダーに挿入しているSDカードや内蔵メモリからデータを誤削除した・録音が見つからない・ファイルやフォルダが破損している・ファイルやフォルダが開かないような時にはデータの復元ソフトを利用する方法が自分で試せる復元方法として挙げられます。
しかしながら、復元ソフトを使った復元方法を試すことで全てのデータが失われる事態に直結することも多く起こりえるものです。特に重要な会議の録音データや裁判で使いたい証拠が入っている・撮り直しができないインタビューの録音データ等、ボイスレコーダーやICレコーダーに保存していたデータを早く安く確実に復元したいと考えた場合にはソフトを使った復元方法は試さない方が良いことの方が多いものです。
・ボイスレコーダーやICレコーダーのデータを復元したい場合に復元ソフトを使う際の注意点
復元ソフトはボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードなどの記録媒体に軽度の論理障害が生じている時にしか使えない |
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ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードが認識しない・エラーメッセージが表示されて正常に動作しない時には物理障害が発生している事が大半で復元ソフトの機能自体が使えない事が多い |
ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードに対して復元ソフトの機能、スキャンをかけることで状況が重篤化する・データが意図しない形で上書きが進む事も多く起こりえる |
復元ソフトの機能を試すことでデータの復旧・エラー修復作業の難易度が上がることも多い |
・復元ソフトを使ってボイスレコーダーやICレコーダーのデータをどうしても自分で復元したい場合には
ボイスレコーダーやICレコーダーの内蔵メモリやSDカードが認識しない・エラーメッセージが出てファイルやフォルダが開かない・ボイスレコーダーからデータを誤って削除した等のトラブルが発生した際にデータが消えても良い・失敗しても構わない場合には復元ソフトを使う方法も選択肢の1つになりえます。ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードに対して復元ソフトを使う際には下記のような手順を踏むことになります。
- ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードに対応した復元ソフトを探す
- 復元ソフトをパソコンにインストールする
- ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードをパソコンに接続する
- 復元ソフトの指示に従ってスキャンを行う
- 復元したいファイルが出れば選択し、復元ボタンを押す
- 復元作業完了
4.ファイル修復ツールを利用する
ボイスレコーダーやICレコーダーの録音データが破損して再生できない場合にはファイル修復ツールを使用する方法が自分で試せる復元方法として挙げられます。特に録音中にボイスレコーダーやICレコーダー本体の電源が切れた・デバイスが突然シャットダウンした際にはファイルが壊れることが多いため、このようなケースではファイル修復ツールが役立つことがあります。
しかしながら、破損した音声ファイルや再生不能なデータが出た場合にはファイルシステムが複雑に壊れていることが大半です。無料、有料を問わず修復ツールや復元ソフトの機能を試すだけでデータが意図しない形で上書きされ、ファイルが修復されないばかりかデータそのものが消失する事態に直結することもありえます。音声ファイルが破損した・一部しか再生されない・録音データが聞こえないなどのトラブルが発生した場合にデータを失いたくない方は安易にファイル修復ツールや復元ソフトを使うことは避けた方が良いものです。
※ボイスレコーダーやICレコーダーのデータを復元したい場合にどうしても自分で復元ソフトやファイル修復ツールを試してみたいと思った時には復元ソフトや修復ツールの機能を試す前にプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。相談してから復元ソフトや修復ツールを使っても遅くはないものです。
5.chkdskコマンドを使う
ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードが動作しない・エラーメッセージが表示されるような時にはファイルシステムにエラーが発生している事もありえます。内蔵メモリやカードが物理的・機械的に故障していない時にはWindowsのパソコンの独自ツール、chkdskコマンドを使う方法を試すことでエラーの修復やデータの復元が可能になることも少なからずありえます。
・Windowsのchkdskコマンドを使ってボイスレコーダーやICレコーダーのエラーを修復・データを復元する方法
- ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードをWindowsのパソコンに接続する
- 左下のWindowsマークを右クリック→Windows PowerShellを選択
- ユーザーアカウント制御の画面が出る→「はい」をクリック
- コマンド「chkdsk E:/f」を入力→エンターキーを押す
- 作業が完了したらWindows PowerShellを閉じる
- 正常に動作しないボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードを接続し直す→エラーが出ないか確認する
- 作業終了
・ボイスレコーダーやICレコーダーのデータを復元したい時にchkdskコマンドを使う上での注意点
chkdskは管理者権限があるユーザーのみ、使用が可能となる |
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chkdskは使いたいデバイスがWindowsのパソコン上で認識されている場合のみ試すことができる |
chkdskを使ったエラーの修復・データの復元方法は専門的な知識が必須となる |
chkdskは修復ができないデータは全て破棄する他、エラーが出ている箇所は消去するため重要なデータが失われる事態に直結することもありえる |
chkdskは軽度の論理障害が発生しているデバイスにしか使えない |
chkdsk作業は30分以上かかるため、デバイスが壊れかけている時に実施するとエラーの修復やデータの復元ができないばかりか機器が完全に壊れてしまう |
chkdskを使ったエラーの修復・データの復元方法は安易に試すとボイスレコーダーやICレコーダーに保存している全てのデータを消失させることも多く、注意が必要となります。失敗したくない・早く安く確実にボイスレコーダーやICレコーダー内のデータを復元したい方は安易に試さない様にした方が良いものです。どうしてもchkdskを使ったエラーの修復・データの復元方法を試したいと考えた場合には専門家に相談してから作業を進めても遅くはありません。
6.データ復旧サービスを利用する
ボイスレコーダーやICレコーダー内で録音したデータが消えた・SDカードが認識しない・エラーメッセージが表示されて機器が動作しない・ファイルやフォルダが破損している・録音データを誤削除した・録音データが再生されない等のトラブルが生じた際には慌ててしまうことも多いものです。
確認操作を進める・作業を続けようとするだけで機器に致命傷を与える他、取り返しのつかない状況に陥ってしまうことも多く、注意が必要となります。
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータが大事・無くなったり復元ができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合にはデータ復旧の専門業者の無料相談を利用することを優先しましょう。
・データ復旧業者の選び方
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータを早く安く確実に復元したいと考えた時にはデータ復旧業者選びが重要となります。どこの復旧業者に相談すれば良いのか悩んだ時には下記の様な項目をチェックすると困らずに済みます。
- 高度な技術力を持っている(独自復元技術やAI技術の有無)
- データ復元、修復に要するスピードや対応が早い
- 料金プランやデータ復元の費用例がホームページに記載されている
- クリーンルームなど専用環境下で復元・修復作業を行っている
- 情報の守秘義務・セキュリティ管理が万全
- 復旧実績・復元事例の有無
データ復旧業者は数多く存在していますが、技術力やサービス内容には大きな差があるものです。アドバンスデータ復旧は1から6の項目、全てを満たしているおすすめのデータ復旧業者です。独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧・復元作業を行うからこそ、迅速な対応と低価格でのデータ復元サービスを実現しています。パソコン(Windows・Mac・自作・タブレット型)、HDD、SSD、NASやRAIDサーバー、ボイスレコーダー、ICレコーダー、SDカードやmicroSDカード、CFカード、ビデオカメラ、ドライブレコーダーなど様々な機種に対して復旧・復元実績も多くあり、安心です。
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音されるデータの内容は
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音されるデータの内容は多岐にわたります。下記は一例です。
カテゴリ | データ例 |
---|---|
ビジネス・仕事関連 | 会議やプレゼンテーション、クライアント打ち合わせ、電話会議の録音 |
学習・教育 | 講義、セミナー、語学学習の音声、教師と生徒のディスカッション |
個人的メモ・アイデア | 自己メモ、アイデア記録、音声日記、作曲や作詞の記録 |
法的・裁判関連 | 証言録音、交渉や契約内容、証拠としての会話録音 |
メディア・クリエイティブ | インタビュー、ポッドキャスト、音楽リハーサル |
医療・心理カウンセリング | カウンセリング記録、患者とのやり取り |
法執行機関関連 | 職務質問、取り調べ、現場音声の証拠記録 |
上記の例を見てもボイスレコーダーやICレコーダーが日常の多様な場面で利用されていることがわかります。特に法的用途や証拠保存には正確で信頼できるデータは重要度が高く、ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータを復元したいと考える症状やトラブルが発生した際には慎重な対応が求められるものです。ボイスレコーダーやICレコーダーのデータを早く安く確実に復元したい・取り出したいと考えた場合には余計な操作や作業を進めて後悔する前に専門家に相談することを優先しましょう。
ボイスレコーダーとICレコーダーの違い
「ボイスレコーダー」と「ICレコーダー」はどちらも音声を録音するためのデバイスですが、違いはほとんどありません。実際、これらの用語は同じ機器を指すことが大半で混同されやすい傾向にあります。しかしながら、以下のような細かい違いがある場面もありえます。
・ボイスレコーダーとは?
ボイスレコーダーは一般的に音声を録音するためのデバイス全般を指します。会議、メモ、インタビューなどあらゆる用途で使われるため、幅広く使われる用語となります。主にアナログ形式の録音機器(カセットテープレコーダーなど)にも使われていましたが、現在ではデジタル形式の録音デバイスが一般的です。
・ICレコーダーとは?
ICレコーダーは基本的にデジタルボイスレコーダーの一種ですが、「IC」という名前が示すように、録音データを「IC(Integrated Circuit)」チップにデジタル形式で保存することが特徴です。デジタル形式で録音した際には音質が良い・長時間の録音が可能などのメリットも挙げられます。ICレコーダーという用語は特にデジタル録音機器を指す際に使われることが多いものです。
・主な違い
用語の使われ方:「ボイスレコーダー」はアナログやデジタル録音機器全般を指す幅広い用語で、「ICレコーダー」は特にデジタル録音機器を強調する際に使われます。
技術の進化:かつてはボイスレコーダーがアナログ録音デバイスを含むことが多かったものの、現在では両者ともデジタル録音を指すことが大半で機能や性能に違いはほとんどありません。
ボイスレコーダー・ICレコーダーの主要メーカーと型番例
ボイスレコーダーやICレコーダーの主なメーカーや型番は下記の通り。
メーカー | ボイスレコーダー・ICレコーダーの型番例 |
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ソニー (Sony) | ICD-UX570F、ICD-PX470、ICD-TX660、ICD-BX140、ICD-UX560F、ICD-SX2000、ICD-PX333、ICD-UX543Fなど |
オリンパス (Olympus) | Voice-Trek DM-770、Voice-Trek WS-853、Voice-Trek VN-541PC、LS-P4、LS-P2、Voice-Trek DM-720、DM-901など |
パナソニック (Panasonic) | RR-XS470、RR-US551、RR-XP007、RR-XR800、RR-US570、RR-US470など |
TASCAM (ティアック) | DR-05X、DR-40X、DR-10L、DR-22WL、DR-44WL、DR-100MKIII、DR-70D、DR-60D MKIIなど |
ZOOM (ズーム) | H1n、H2n、H5、H6、F1 Field Recorder、H4n Pro、H8、F8n、H3-VRなど |
オーム電機 (OHM Electric) | AudioComm V-8214Z、AudioComm V-8220Z、AudioComm V-8428Z、AudioComm V-8432Z、V-8438など |
ボイスレコーダー・ICレコーダーで保存されるデータの拡張子例
ボイスレコーダーやICレコーダーで保存されるデータの拡張子には、以下のようなものがあります。
拡張子 | 説明 |
---|---|
WAV (.wav) | 高音質の非圧縮形式。多くのプロフェッショナルなレコーダーで使用される。 |
MP3 (.mp3) | 圧縮形式で、ファイルサイズが小さく、汎用性が高い。 |
WMA (.wma) | Windows Media Audio形式で、圧縮形式。主にWindowsデバイス向け。 |
AAC (.aac) | 効率的な圧縮形式で、MP3よりも音質が良い。 |
DSS (.dss) | オリンパスのICレコーダーで使用される圧縮音声形式。 |
DS2 (.ds2) | オリンパスのデジタル録音フォーマットで、圧縮されている。 |
MP4 (.mp4) | 映像と音声の両方を含む形式。一部の高機能レコーダーが対応。 |
※ファイル名やフォルダ名が文字化けする以外にも拡張子が意図しない内容に変わってしまい、ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータが再生されない・ファイルやフォルダが開かないなどのトラブルが発生することもありえます。そんな時には個人で復元ができない重篤な障害が発生していることが多く、データを失いたくない方は早めにプロのデータ復旧の無料相談を利用することを優先した方が良いものです。
ボイスレコーダーやICレコーダーからデータを復元したい時にやってはいけない事
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータが消えた・SDカードやmicroSDカードが認識しない・エラーメッセージが表示されて機器が動作しない・データを誤削除した・音声ファイルが再生されない、破損している等のトラブルが発生した際にデータを失いたくない方は下記のような事を行わないうに注意しましょう。
- 通電し続ける
- 電源の入り切り、再起動を繰り返す
- SDカードの抜き差しや複数の端末に接続する事を試す
- 操作や作業を続ける
- 復元ソフトを使う
- 初期化、フォーマットする
- 修理に出す
- 上書きする
1.通電し続ける
ボイスレコーダーやICレコーダー内のファイルやフォルダが消えた、録音データが再生されない、SDカードが破損した、誤操作でSDカード内のデータを削除・フォーマットした等のトラブルが発生した際には機器の使用を止めることが最優先となります。まずは、ボイスレコーダーやICレコーダーの電源を切る他、SDカードを取り外し、機器に対して通電されないように努めましょう。電源を入れたまま・パソコンに接続したままの状態を続けるだけでも状態は重篤化してしまいます。
2.電源の入り切り、再起動を繰り返す
ボイスレコーダーやICレコーダー内のデータを誤削除した・SDカードが認識しない・音声データが再生されない・ファイルやフォルダが開かない・機器を誤ってフォーマットした等のトラブルが発生した際に早く安く確実にデータを復元したいと考えた場合には状態を悪化させないようにすることが最善の対処方法となります。電源の入り切りや再起動など簡単にできることを試しただけでも故障具合が悪化する・損傷箇所が増える・ファイルシステムが損傷する・データが意図しない形で上書きされることも多く起こりえるものです。ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータはファイルシステムが一部でも損傷、上書きされた場合には再生ができなくなる他、取り返しのつかない状況に陥ってしまう事態に直結することもありえます。ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータを失いたくない場合には機器を触らない様にすることが重要となります。
3.機器の抜き差しや複数の端末に接続する事を試す
ボイスレコーダーやICレコーダーが起動しない・ボイスレコーダーやICレコーダーに挿入していたSDカードが認識しない・エラーメッセージが表示されて動作しない、機器を誤ってフォーマット、初期化した・データを誤削除した等のトラブルが発生した際に早く安く確実にデータを復元したいと少しでも考えた場合にはパソコンにボイスレコーダーやICレコーダーの接続を繰り返す・SDカードをボイスレコーダーやICレコーダーの中に抜き差しを複数回行う・カードリーダーなどを使って複数のパソコンや複数の端末に接続するような事は避けましょう。
SDカードの抜き差しや機器をパソコンや端末に接続するたびにデータのアクセスが行われるため、ボイスレコーダーやICレコーダーのデータを復元したいと考えるほどのトラブルが発生した場合にこれらの対処方法を試すとデータが意図しない形で上書きされる・損傷具合が悪化する・故障箇所が増える・エラーメッセージの表示が増える・ファイルシステムが損傷し、データの復元作業の難易度が上がるばかりか後悔する事態に直結することも多く起こりえるものです。
4.操作や作業を続ける
ボイスレコーダーやICレコーダーのデータを復元したい・取り出したいと考えた場合には手を止めることが最善の対処方法にもなりえます。ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータが残っていないか探す・ファイルやフォルダにアクセスを試みる・SDカードやmicroSDカードが認識できないか確認する・新たなファイルやフォルダを保存する・ボイスレコーダーやICレコーダー内のデータのコピーや移動、ファイルやフォルダの整理を行うなど、使用を続けるだけでもデータの上書きが進む・ファイルシステムの破損具合が悪化する・故障箇所が増える等、データの復元が困難となる状況に直結する事が大半です。少しでも困ったり悩んだりした際にはプロのデータ復旧・復元業者の無料相談を利用することを優先しましょう。
5.復元ソフトを使う
復元ソフトは無料版・有料版と多くの製品が流通していますが、データの復元ソフトで復旧が可能となるのは機器に軽度の論理障害が発生している場合に限られるものです。ボイスレコーダーやICレコーダーからデータを誤削除した・初期化した・録音データが再生されない、途中で止まる・SDカードが認識しない・ファイルやフォルダが開かないなどのトラブルが生じた際には中度以上の論理障害、もしくは物理障害が併発していることが大半です。個人で障害の種類(論理障害もしくは物理障害)、障害の程度(軽度・中度・重度)、損傷箇所を正しく把握することは難しく、復元ソフトの機能、スキャンを試すだけでも取り返しのつかないくらいデータが上書きされてしまうこともありえます。特にボイスレコーダーやICレコーダーの録音データは音声ファイルである事がほとんどで、復元ソフトの機能を使うとファイルシステムが破損し、拡張子が変わってしまう・録音データが再生できない状態で上書きされて復元されるなど、希望しない結果に直結することが大半であることも注意点として挙げられます。
復元ソフトのスキャン機能はデータ領域すべてに対してソフトが干渉することから、データの上書きが進む他、状態を重篤化させてしまうことが多く起こりえるものです。
ボイスレコーダーやICレコーダーのデータが重要・無くなったり復元ができなくなったりしたら困ると少しでも頭によぎった場合には復元ソフトは使わないようにしましょう。万が一、途中まで復元ソフトの操作を進めてしまった場合でもその場でプロのデータ復旧業者に連絡した方が良いものです。
6.初期化、フォーマットする
ボイスレコーダーやICレコーダーが正常に動作しない・ボイスレコーダーやICレコーダーに挿入しているSDカードやmicroSDカードが認識しなくなった際にデータは不要、ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードが動作可能な状態に戻れば良い方は初期化・フォーマットする方法も選択肢の1つになりえます。しかしながら、初期化やフォーマット作業を進めるとボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードなどのデバイス内のデータは全て消去されてしまうため注意が必要となります。初期化やフォーマットする方法は機器を工場出荷時の状態に戻す作業となる他、初期化やフォーマットを行ったとしてもボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードが動作可能な状態に戻る保証は無いものです。万が一、間違ってボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードを初期化、フォーマットしてしまったような場合には個人では対応ができない・復元は難しい状態に陥っているため、早めにプロのデータ復旧業者など、専門家に相談することを検討しましょう。
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7.修理に出す
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音・音声データが再生されない・データが入っているSDカードが認識しないなどの症状が出た際に機器内のデータが不要な方はメーカーや購入店、修理の専門業者にボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードを修理に出す方法も選択肢に挙がってきます。しかしながら、ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードを修理に出した場合にはデータは全て消去される、もしくはデータが入っていた内蔵メモリやメディアは交換された上での修理対応となるため注意が必要となります。ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカードで録音したデータを早く安く確実に復元したいと考えた場合には修理に出す方法を選択するよりも復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。
8.上書きする
ボイスレコーダーやICレコーダー、SDカード内からデータが消えた・誤削除した後に復元を希望する場合には機器の使用を止めることが最善の対処方法になりえます。ボイスレコーダーやICレコーダーの使用を続ける・SDカードを挿したままにすると新たなデータが上書きされ、元のデータが復元不可能な状態に陥る事もありえるためです。
まとめ・万が一困った時には
ボイスレコーダーやICレコーダーで録音されるデータは非常に重要な役割を果たします。特にビジネスや法律の分野では会議や契約の交渉記録が証拠として用いられることが多く、正確で信頼性の高い音声データが必要となります。学術や教育分野では講義やセミナーの記録が学習のための貴重な資料となり、メディアやクリエイティブ分野ではインタビューや音楽リハーサルの記録が作品制作において重要な役割を果たします。また、法的証拠や医療分野でも、音声データが事実確認や証拠保存に欠かせないものです。音声データは言葉のニュアンスや感情を含むため、テキストでは捉えきれない情報を正確に残せる点でも重要となります。
しかしながら、ボイスレコーダーやICレコーダーで録音したデータが消えた・誤削除した・SDカードが認識しない、ファイルが再生されない・ファイルやフォルダが開かない等のトラブルが発生した時には慌ててしまうことも多いものです。急いで復元させようと電源の入り切りや再起動、メモリカードの抜き差しなど簡単にできることを試すだけでも状態が重篤化し、取り返しのつかないくらい状況に陥ってしまうことも多く起こりえます。
ボイスレコーダーやICレコーダーのデータを早く安く確実に復元したいと少しでも考えた場合には余計な操作を進めて後悔する前にプロの復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。アドバンスデータ復旧は独自技術やAI技術を持っており高度な技術力で復元・修復作業を行うからこそ迅速な対応と低価格でのデータ復元サービスを実現しています。万が一、困った時には無料の相談から始めてはいかがでしょうか。