デジカメのデータを復元したい!トラブル発生時の完全ガイド

デジカメのデータを復元したい!トラブル発生時の完全ガイド デジカメのデータを復元したい!トラブル発生時の完全ガイド

デジタルカメラ(デジカメ)で撮影した大切な写真や動画が消えてしまった時には不安に襲われてしまうかもしれません。しかしながら、デジカメ内からデータが消失してもすぐに諦める必要はありません。デジカメ本体やデジカメに挿入していたメモリーカードからデータを誤って削除・フォーマットしてしまった後でもデータを復元できる方法は数多く存在しています。
本ガイドでは、デジカメのデータ復元に関する基本から応用の復旧方法までを分かりやすく紹介していきます。大切な思い出や貴重なデータを取り戻す・復元するためにこの記事の内容が役に立てば幸いです。

目次

デジカメとは


デジカメとは、「デジタルカメラ」の略で、光をデジタル信号に変換して画像や動画を撮影・記録するカメラのことを指します。デジカメではフィルムを使わずに撮影した画像や映像をデジタルデータとして保存するため、撮影後すぐにプレビューや編集、保存、共有が可能となります。

デジカメの主な特徴


ここではデジカメの主な特徴を紹介します。

  1. フィルム不要で撮影できる
  2. 即時プレビューと編集が可能
  3. データ保存が容易
  4. 設定の自動化が進んでいる
  5. 種類が豊富で目的に合わせて選べる

1.フィルム不要で撮影できる

デジカメは従来のフィルムカメラと異なり、撮影時にフィルムを使わず、光をデジタルセンサー(CMOSやCCDなど)でキャプチャーします。そのため、撮影したデータはデジタルファイルとして保存されるものです。

2.即時プレビューと編集が可能

デジカメでは撮影した画像や動画をカメラ本体のモニターで確認できるため、出来栄えをすぐにチェックできます。また、デジカメ内で基本的な編集(トリミング、フィルターなど)も可能な機種が増えてきています。

3.データ保存が容易

デジカメで撮影したデータはメモリーカード(SDカード、CFカードなど)に保存され、パソコンやスマートフォンへの転送が簡単にできます。また、デジカメから直接クラウドや外部ストレージにも保管できる機種も流通しており、フィルム時代のように現像の手間がありません。

4.設定の自動化が進んでいる


デジカメでは撮影モード(風景、ポートレート、夜景など)や露出、ホワイトバランス、フォーカスなどが自動化されているため、初心者でも高品質な写真を簡単に撮影することが可能です。

5.種類が豊富で目的に合わせて選べる

デジカメは種類が豊富で用途に合わせて選択することが可能です。

・コンパクトデジタルカメラ

軽量で持ち運びやすく、簡単に高画質な写真を撮れるため、旅行や日常使いに最適です。

・ミラーレス一眼カメラ

レンズ交換が可能で、本格的な撮影が楽しめます。サイズや重さも軽量化されており、幅広いユーザー層に人気です。

・デジタル一眼レフカメラ

一眼レフ特有のファインダーによる撮影で、プロにも愛用されています。特に動きのある被写体や暗所での撮影に強いのが特徴です。

・アクションカメラ

GoProのように小型で防水・防塵仕様で、スポーツやアウトドアでの使用に適しています。

・キッズカメラ

子供用のデジカメは一般的に「キッズカメラ」と呼ばれています。キッズカメラは、操作が簡単で安全設計・軽量で衝撃に強い・デザインやカラーバリエーションが豊富・フィルターやスタンプの追加機能・親が管理しやすい機能を備えているなどの特徴を持っています。キッズカメラは撮影を通じて創造力や観察力を育むツールとしても注目されているものです。

デジカメは撮影の即時性や保存、共有が便利で、初心者からプロまで幅広く利用されています。

デジカメからデータが消失するトラブルが生じる場面は


デジタルカメラからデータが消失する主なトラブル例を紹介します。

  1. カメラの電源が突然切れた
  2. メモリーカードのエラー
  3. 誤ってデータを削除してしまった
  4. メモリーカードのフォーマットミス
  5. パソコンや他のデバイスへの転送中のエラー
  6. メモリーカードの破損や寿命
  7. デジカメの不具合や故障
  8. カメラとメモリーカードの間に互換性が無い
  9. ウイルスやマルウェアに感染した
  10. カメラのソフトウェアや制御プログラムの不具合

1.カメラの電源が突然切れた


デジカメで撮影している最中やデータの転送中にカメラのバッテリーが切れた・電源が突然オフになることで、データが正しく保存されず、写真や動画が消失することがあります。

2.メモリーカードのエラー

デジカメで撮影したデータを内部メモリではなく、メモリーカードに保存する設定を行っているような時にSDカードやCFカードが損傷した・フォーマットエラーが生じた際にはデジカメがカードを認識できなくなり、データが消失してしまうことがあります。

3.誤ってデータを削除してしまった

デジカメで撮影した写真や動画を誤って削除してしまうトラブルは非常に多く起こりえるデータ消失の原因として挙げられます。確認を怠った・急いで操作した場合に重要なデータを削除してしまうこともありえます。

4.メモリーカードのフォーマットミス

SDカードやCFカードをデジカメに挿入した時やパソコンに接続した際に誤ってフォーマットしてしまうケースも挙げられます。フォーマットを行うとSDカードやCFカードに保存されていたデータが全て消去されるため注意が必要となります。

5.パソコンや他のデバイスへの転送中のエラー

デジカメからパソコンへデータを転送する際に接続が途中で切れた・パソコンやデジカメの電源が落ちたような場合にはパソコンやデジカメ内にエラーが生じて写真や動画ファイルが正しく保存されないことがあります。この場合には転送中のデータがそのまま消失するトラブルに見舞われる事も多く起こりえるものです。

6.メモリーカードの破損や寿命


SDカードやCFカードには寿命があり、長期間使用することで劣化が進行します。また、物理的な衝撃を受けた・水没した場合の他、極端な温度環境で使用した際にもカードが破損し、保存していたデータが消失することがあります。
※SDカードやCFカードなどのメモリーカードは長い間、使わずに保管していたような場合にもデータが消失することもありえます。メモリーカードでデータが保存できる期間は数年程度であるため、購入から時間が経っていてSDカードやCFカードが認識しない・ファイルやフォルダが開かない・データが消えている等のトラブルが発生した際にはカード自体の寿命(経年劣化や自然故障)であることも多く、症状が出た時点ですでに個人では対応ができない状態に陥っていることが大半です。メモリーカードが使えず、少しでも困ったり悩んだりした際にはプロのデータ復元業者の無料相談を利用することを検討しましょう。

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7.デジカメの不具合や故障

デジカメが壊れた場合にも撮影した写真や動画データが消失する事態に直結してしまいます。デジカメ本体が故障した他、内蔵メモリが損傷し、データが失われるトラブルに発展することもありえるものです。ファイルやフォルダが読み出せない・ファイルやフォルダが開かない・エラーメッセージが表示されてデジカメが操作できないなどの症状が出た時にはデジカメ自体が故障していることも多く、慎重な対応が求められます。デジカメの電源の入り切り、再起動を繰り返すなど簡単にできることを試すだけでデータが意図しない形で上書きされる・ファイルシステムの損傷が進む・ファイルやフォルダの消失数が増えるなど後悔する結果に繋がることも多いものです。デジカメが正常に動作しなくなった際に中のデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合には手を止めてデータ復元業者に連絡することを優先しましょう。
※デジカメが故障した際にデータが不要・復元を希望されない方はメーカーや購入店に相談する方法も選択肢に挙がってきますが、デジカメを修理に出した場合には内蔵メモリは初期化される、もしくは交換された上での修理対応となるため、デジカメで撮影した写真や動画データは全て削除された上で手元に戻ってくることになります。注意しましょう。

8.カメラとメモリーカードの間に互換性が無い

デジタルカメラとメモリーカードの互換性に問題がある時には写真や動画データが正しく保存されない・データが消失するトラブルを引き起こすことがあります。例えば、最新のカメラに古いメモリーカードを挿入した・古いカメラに最新のメモリーカードを挿したような場合には不具合が生じやすくなります。

9.ウイルスやマルウェアに感染した

デジカメやデジカメに挿入されていたメモリーカード(SDカードやCFカード)をパソコンや他のデバイスと接続した際にウイルスやマルウェアに感染することもありえます。ウイルスやマルウェアに感染した時にはデータが破損・消える・データが意図しない形で上書きされることも多く注意が必要となります。ウイルスやマルウェアに感染した際にはフォルダやファイルが見えない・開かない・文字化けする等のトラブルを引き起こす事もあります。
パソコンに接続したSDカードやCFカードがウイルスに感染した・データが消失した場合にはパソコンのネットワーク接続を切断し、他のメディアへの感染を防止する・データの流出を防ぐようにすることが重要となります。1.ウイルス対策ソフトの状態を最新版にする2.パソコンのネットワーク接続を切断3.ウイルス対策ソフトを使ってチェックをかける等、ウイルスが検出された際にはソフトの機能を使って駆除を行いましょう。

10.カメラのソフトウェアや制御プログラムの不具合

デジカメの内部ソフトウェアや制御プログラムが不安定になった時にもデータの保存や表示にエラーが生じ、結果的にデータが消失することもありえます。

デジカメのデータが消失する原因例


デジカメからデータが消失する原因としては下記のようなものが挙げられます。

  1. ハードウェアの損傷
  2. メモリーカードの劣化や故障
  3. データ書き込みエラー
  4. 誤操作
  5. パソコンや他のデバイスとの接続エラー
  6. 環境や静電気の影響

1.ハードウェアの損傷

カメラ本体やメモリーカードが物理的な損傷を受けた場合にはデジカメ内の写真や動画データが消失することがあります。落下や衝撃、水濡れが原因となりやすいものです。特にデジカメに挿入されるSDカードやCFカードは極小のメディアの1つで破損しやすい傾向にあります。

↓SDカードの損傷・破損が疑われる時にはこちらも参照ください。

2.メモリーカードの劣化や故障


SDカードやCFカードには寿命があり、頻繁に使用すると経年劣化が進みます。読み書きの繰り返しにより、保存されているデータが失われやすくなります。また、SDカードやmicroSDカードの基板部分はむき出しになっていることから抜き差しを行うたびに摩耗し、認識しない事態に陥ることも多いものです。

3.データ書き込みエラー

デジカメで写真や動画を撮影中にデータがSDカードやCFカードに正しく保存されなかった場合には写真や動画ファイルが破損し、結果的にデータが消失することもありえます。データの書き込みエラーは電池切れやメモリーカードの損傷が原因になることが多いものです。

4.誤操作

デジカメのデータが消失する原因として一番発生頻度が高いものは、ファイルを誤って削除した・メモリーカードやデジカメ本体を意図せずフォーマット・初期化した場合が挙げられます。フォーマットや初期化のボタンを押した場合にはデータがすべて消えてしまいます。
デジカメ本体やメモリーカードをパソコンに接続した際には「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」(Windows)、「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした」(Mac)とエラーメッセージが表示され、機器が正常に認識しない・動作ができない状態に陥ることもありえます。その際に慌ててフォーマット操作を進めてしまうとデジカメやメモリーカードは工場出荷時の何も入っていない状態に戻されてしまいます。ボタンを誤って押しただけで全てのデータが削除される他、フォーマットや初期化を行った場合には個人では対応や復元ができない状態に陥るため注意が必要となります。万が一、誤ってフォーマットや初期化してしまった場合には手を止めてプロのデータ復元業者に相談することを優先しましょう。

↓フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?と表示されてお困りの方はこちら

↓「このコンピュータで読み取れないディスクでした」とエラーメッセージが出た時にはこちらも参照ください。

5.パソコンや他のデバイスとの接続エラー

デジカメで撮影した写真や動画データをパソコンなどに転送・コピーを行っている際に途中で接続が切れた・エラーが生じた場合にはデータが破損し、消失することもありえます。

6.環境や静電気の影響

デジカメ本体や内蔵メモリ、挿入しているメモリーカードが高温・低温などの環境に置かれた事が原因で機器に不具合が生じる他、機器自体が故障することもありえます。また、SDカードやCFカードなどのメディアは静電気の影響によって損傷することもあります。

デジカメのデータを復元する方法


デジカメで撮影した写真や動画データを復元したい時に試せる復旧方法を紹介します。

  1. メモリーカードを確認する
  2. デジカメ本体を確認する
  3. パソコンの「ごみ箱」を確認する
  4. 復元ソフトを使用する
  5. バックアップから復元する
  6. システムの復元を行う
  7. 復旧業者に相談する

1.メモリーカードを確認する


デジカメで撮影した写真や動画データを復元したいと思うトラブルが発生した際には、データが保存されているメモリーカード(SDカードやCFカード)をデジカメから取り外し、確認する方法が簡単に試せる復元方法の1つとして挙げられます。

・カードリーダーを使ってメモリーカードの状態を確認する方法


デジカメで撮影した写真や動画データが消えた・誤削除した・動画が再生できない・SDカードやCFカードが認識しないなどのトラブルが発生した際にはメモリーカード自体の状態を確認することが重要となります。
デジカメに挿入されていたメモリーカードをカードリーダーに挿してパソコンに接続した際にファイルやフォルダが表示されるか・エラーメッセージが出ないか・希望する写真や動画データが見えるか確認してみましょう。パソコンで正常にSDカードやCFカードが認識される時にはデジカメで撮影したデータの復元作業の難易度が低いことが期待できます。逆にSDカードやCFカードが認識しない時には重篤な障害が発生していることが大半であるため、デジカメのデータを失いたくない方は機器の使用を止めることから始めた方が良いものです。

↓SDカードが認識しない・読み込まない時にはこちらも参照ください。

↓MacでSDカードが認識しない状況でお困りの方はこちらの記事もご確認ください。

・別のデバイスで確認する方法

デジカメで撮影した写真や動画データを復元したい場合には、デジカメに入っていたSDカードやCFカードを別のデバイス、例えばスマートフォンやタブレット端末、ゲーム機、他のデジカメなどに挿入し、SDカードやCFカードが認識するか、データが読み取れるか確認する方法も自分で試せる復元方法の1つとして挙げられるものです。デジカメ以外に挿入できるデバイスをお持ちの方は他のデバイスで確認してみましょう。

・メモリーカードを冷却する方法

デジカメで長時間にわたって撮影を続けていた・暑い室内や車内にデジカメを置いていたような場合にはSDカードやCFカードの温度が上がり、問題が生じることも少なからずありえるものです。そんな時にはSDカードやCFカードを冷却して再度接続を試すと一時的に読み取れる・簡単にデータを復元できる事もあります。しかしながら、SDカードやCFカードなどの精密機器は熱に弱いため、デジカメを触って熱いと感じた時にはすでにカードが物理的・機械的に故障していることが多いものです。SDカードやCFカードを冷やした後に抜き差しを試すだけでデータの復元が難しい状態に陥ってしまうことも起こりえます。

・他のカードリーダーに接続する方法

発生頻度は低いものの、デジカメに挿入されていたSDカードやCFカード側に問題がなく、使用しているカードリーダーが壊れたことが原因となり、トラブル発生に繋がっていることもありえます。そんな時には別のカードリーダーに接続する方法が簡単に試せる復元方法として挙げられます。しかしながら、SDカードやCFカードを他のカードリーダーに接続し直した際にはメモリーカードの抜き差しを繰り返すことになるため機器に致命傷を与えてしまうこともありえます。カードリーダーが故障することもありますが、稀なケースになるため、デジカメで撮影したデータを早く安く確実に復元したい時にはカードを極力触らないようにした方が良いものです。

※デジカメで使用していたメモリーカードが認識しない・パソコンや他のデバイス上でファイルやフォルダが表示されない・エラーメッセージが表示される・ファイルやフォルダが文字化けする・拡張子が変わっている・サムネイルが出ない・動画が再生されないような場合にはメモリーカード(SDカードやCFカード)が物理的・機械的に故障していることが大半で注意が必要となります。確認作業を進めるだけでも機器に致命傷を与え、状態が重篤化する他、データの復元作業の難易度が上がることもありえます。デジカメで撮影した写真や映像データが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた時は余計な操作を進めて後悔する前にプロのデータ復元業者の無料相談を利用することを優先しましょう。

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2.デジカメ本体を確認する

・デジカメの内蔵メモリを確認する方法

デジカメはメモリーカードではなく、内蔵メモリにデータを保存できる機種も多く流通しているものです。デジカメからデータが消えた・誤削除してしまったと思ってもカメラの内蔵メモリにデータが残っている事もありえます。そんな時には設定メニューから内蔵メモリの内容を確認する方法が簡単に試せるものです。

・デジカメに対して電源の入り切りや再起動を試す方法

デジカメが正常に動作しない・動画が再生されないなどの不具合が出た際にはデジカメに一時的なエラーが生じていることも少なからずありえます。そんな時にはデジカメに対して電源の入り切りや再起動を行う方法が簡単に試せる復元方法として挙げられるものです。しかしながら、デジカメで撮影した写真が開かない・見ることができない・動画が再生できない・データを誤削除したような時に電源の入り切りや再起動を試すと状態が悪化するばかりか大事なデータが意図しない形で上書きされ、後悔する結果に直結することも多く起こりえるため注意しましょう。

・カメラ本体で再生を試みる

デジカメで撮影した動画データが消えたと思われる場合でもカメラ本体で再生モードに切り替えることでデータが見えることもあります。これはカメラのキャッシュ機能が影響する場合があるためです。データを削除していないのに消えたように見えた時には設定や使用するモードを変えてみましょう。

・設定をリセットする方法

デジカメが正常に動作しない時にデータが不要な方は設定をリセットする方法も選択肢に挙がってきます。しかしながら、設定をリセットする事でデジカメ内の全てのデータが消失する事態に直結することもあるため、心配な方は無理に試さないように注意しましょう。

3.パソコンの「ごみ箱」を確認する

デジカメのデータをパソコンに移動やコピー作業を行っていた時には誤って削除したデータを「ごみ箱」に入れてしまっていることもありえます。デジカメ本体やSDカードやCFカードをパソコンに接続していた後にデータが消失していることに気付いた際にはパソコンの「ごみ箱」も念のため、確認しておきましょう。

4.復元ソフトを使用する

デジカメ内でSDカードやCFカードが認識しない・エラーメッセージが出て動作しない・データが消えている・ファイルやフォルダが破損している、デジカメで撮影した写真や動画ファイルを誤削除した等のトラブルが発生した際に自分で試せる復旧方法としては、復元ソフトを使う方法も選択肢の1つになりえます。しかしながら、復元ソフトを使った復旧方法を試すことでデータが全て消失する・データが意図しない形で上書きされ、取り返しのつかない事態に直結することも多いため、復元ソフトを使った復旧方法を進めたいと考えた場合には慎重さが求められます。
デジカメで撮影したデータが仕事で使うもの・データが無くなると取引先やお客様に迷惑がかかる・大事な思い出の写真や動画だ・裁判や立証に必要なファイルなど、デジカメのデータを確実に復元したい・早く安く取り戻したいと考えた場合には復元ソフトを使った復旧方法は試さない方が良いことの方が多いものです。

・デジカメで撮影したデータを復旧したい場合に復元ソフトを使う際の注意点

復元ソフトは記録メディアに軽度の論理障害が生じている時にしか使えない
メモリーカードが認識しない・エラーメッセージが表示されて正常に動作しない等のトラブルが発生している時には物理障害が生じている事が大半で復元ソフトの機能自体が使えない事が多い
メモリーカードやデジカメ本体に対して復元ソフトの機能、スキャンをかけることで状況が重篤化する・データが意図しない形で上書きされる事も多く起こりえる
復元ソフトの機能を試すことでデータ復旧・エラー修復作業の難易度が上がることも多い
復元ソフトを使うことで失いたくないデジカメのデータが永遠に消失する事態に陥ることもありえる

・復元ソフトを使ってデジカメのデータを復旧できるかどうしても試したい場合には

デジカメで使っていたメモリーカードが認識しない・エラーメッセージが出て動作しない・ファイルやフォルダを誤って削除した等のトラブルが生じた際に失敗しても大丈夫・データが消えても構わない・復元できなくても良い・後から復元費用が高くなっても良いと考えた場合には復元ソフトを使う方法も選択肢の1つになりえます。デジカメに挿入されていたメモリーカード(SDカードやCFカード)に対して復元ソフトを使う際には下記のような手順を踏むことになります。

  1. SDカードやCFカードに対応した復元ソフトを探す
  2. 復元ソフトをパソコンにインストールする
  3. メモリーカードをパソコンに接続する
  4. 復元ソフトの指示に従ってスキャンを行う
  5. 復元したいファイルが出れば選択し、復元ボタンを押す
  6. 復元作業完了

※カメラのメーカー製の復元ソフトもありますが、同様に軽度の論理障害が発生しているときにしか使えない・復元ソフトを使うことで状態が悪化し、復旧作業の難易度が上がるばかりか取り返しのつかない状況に陥ることが多いため、デジカメのデータを失いたくない場合には使わないようにした方が良いものです。

5.バックアップから復元する

デジカメからデータを誤削除した・ファイルやフォルダが見つからない・SDカードやCFカードが認識しない・デジカメ自体が正常に動作しないなどのトラブルが発生した際にもし、クラウドや外部ストレージにバックアップをとっている場合にはそこからデータを復元することも有効な復旧方法の1つとして挙げられます。データが消失した・誤削除した時にはGoogleフォトやDropboxなどのサービスが役立つこともあるものです。

6.システムの復元を行う

発生頻度は低いものの、パソコンにデジカメのデータが保存されているSDカードやCFカードを接続している際にパソコンに不具合が生じた・Windows Updateが行われた直後に問題が発生したなど、システムがクラッシュしたことが原因でメモリーカードのデータが消失した・削除されたような場合にはWindowsの機能、「システムの復元」を使う方法が自分で試せる復元方法として挙げられます。
※システムの復元とは、パソコンが正常に起動していた時点の状態に戻す機能の事を指します。
しかしながら、パソコンの状態を復元ポイントまで戻した場合にはパソコン上でそれまでに作成・更新したデータや設定していた内容は全て失われてしまいます。また、復元ポイントを使ったデータの復元方法はパソコン内のデータが意図しない形で上書きされる・重要なファイルやフォルダが消失する危険性も含んだ復元方法でもあるため、注意が必要となる方法としても挙げられるものです。デジカメ内のデータを復元したい場合にパソコンのデータが無くなったり設定が消えたりしたら困る方は試さないように注意しましょう。

・システムの復元を実施する方法例

  1. Windowsの自動修復ができなかった場合に「Windowsが正しく読み込まれませんでした」や「PCが正常に起動しませんでした」とメッセージ表示される
  2. 「詳しい修復オプションを表示する」もしくは「詳細オプション」をクリックする
  3. 「オプションの選択」画面が表示→「トラブルシューティング」をクリック
  4. 「トラブルシューティング」画面が表示→「詳細オプション」を選択
  5. 「詳細オプション」が表示→「システムの復元」をクリック
  6. 復元ウィンドウが表示→「次へ」を選択
  7. 復元ポイントを指定→「次へ」をクリック
  8. 確認画面が表示→「次へ」を押す
  9. 最後の確認画面で「次へ」をクリック
  10. パソコンの状態が復元ポイントに戻り、自動的に再起動される

7.復旧業者に相談する

デジカメで撮影した写真や動画データが消えた・SDカードやCFカードなどのメモリーカードが認識しない・エラーメッセージが表示されて機器が動作しない・ファイルやフォルダが破損している・デジカメで撮影したデータを誤削除、上書きしたなどのトラブルが発生した場合には慌ててしまうことも多いものです。
確認操作を進める・作業を続けようとするだけで機器に致命傷を与える他、取り返しのつかない状況に陥ってしまうことも多く起こりえます。デジカメで撮影したデータが大事・無くなったり復元ができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合にはデータ復旧の専門業者の無料相談を利用することを優先しましょう。

・データ復旧業者の選び方

デジカメで撮影した写真や動画データを早く安く確実に復元したいと考えた時にはデータ復旧業者選びが重要となります。どこの復元業者に相談すれば良いのか悩んだ時には下記の様な項目をチェックすると困らずに済みます。

  1. 高度な技術力を持っている(独自復元技術やAI技術の有無)
  2. データ復元、修復に要するスピードや対応が早い
  3. 料金プランや復元の費用例がホームページに記載されている
  4. クリーンルームなど専用環境下で復元・修復作業を行っている
  5. 情報の守秘義務・セキュリティ管理が万全
  6. 復旧実績・復元事例の有無

データ復元業者は数多く存在していますが、技術力やサービス内容には大きな差があるものです。アドバンスデータ復旧は1から6の項目、全てを満たしているおすすめのデータ復旧業者です。独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧・復元作業を行うから、迅速な対応と低価格でのデータ復元サービスを実現しています。SDカードやCFカードなどのメモリーカード、HDD、SSD、パソコン(Windows・Mac・自作・タブレット型)、NASやRAIDサーバー、デジカメ、ビデオカメラ、ドライブレコーダーなど様々な機種に対してデータ復旧・復元実績も多くあり、安心です。

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デジカメのデータを復元したい時に注意したいこと


デジカメで撮影した写真や動画データが消えた・メモリーカードが認識しない・エラーメッセージが表示されて機器が動作しない・データを誤削除した・ファイルやフォルダが破損している等のトラブルが発生した際にデータを失いたくない方は下記のような事を行わないように注意しましょう。

  1. 通電し続ける
  2. 電源の入り切り、再起動を繰り返す
  3. メモリーカードの抜き差しや複数の端末への接続を繰り返す
  4. 操作や作業を続ける
  5. 復元ソフトを使う
  6. 初期化、フォーマットする
  7. 衝撃を与える
  8. データを削除した後に上書きする
  9. 修理に出す

1.通電し続ける

デジカメ内のデータが消えた、サムネイルが表示されない、動画が再生しない、SDカードやCFカードが破損した、デジカメで撮ったデータを誤削除・上書きした等のトラブルが発生した際には機器の使用を止めることが最優先となります。まずはデジカメの電源を切る他、メモリーカードを取り外す・パソコンへの接続を止めるなど、機器に対して通電されないように努めましょう。特にSDカードやCFカードが認識しない・エラーメッセージが表示されるような時には機器に物理障害が生じている・フラッシュメモリチップやメモリコントローラーが故障していることが大半です。そのような場合に通電し続ける・デジカメに入れたままにする・パソコンに接続したままにするだけでも状態は重篤化してしまいます。

↓SDカードやCFカードをパソコンに接続した際にエラーメッセージが表示された時にはこちらも参照ください。エラーの詳細やエラーが出た時の注意点も紹介しています。

2.電源の入り切り、再起動を繰り返す

デジカメが正常に動作しない・メモリーカードが認識しない・SDカードやCFカードを誤ってフォーマットした・上書きした後にデータを復元したいと考えた時には状態を悪化させないようにすることが最善の対処方法となります。メモリーカードをデジカメに挿入したまま、パソコンに接続したままで電源の入り切りや再起動を繰り返すことは避けましょう。簡単にできることを試しただけでもデータが意図しない形で上書きされる・ファイルシステムが破損する・損傷箇所が増える・故障具合が悪化することも多く起こりえます。デジカメで撮影したデータが動画ファイルだった場合には、ファイルシステムの一部が損傷、上書きされただけで再生ができなくなる他、後悔する結果に直結することもありえます。デジカメで撮影した写真や動画データを早く安く確実に復元したい場合には機器を触らない様にすることが重要となります。

3.メモリーカードの抜き差しや複数の端末への接続を繰り返す

デジカメに挿入していたメモリーカード(SDカードやCFカード)が認識しない・エラーメッセージが表示されて動作しない・ファイルやフォルダ内のデータが消えた・誤ってフォーマットした・データを誤削除した等のトラブルが発生した際にデジカメで撮影したデータを早く安く確実に復元したいと少しでも考えた場合にはメモリーカードの抜き差しやカードリーダーなどを使って複数のパソコンや複数の端末に接続するような事は止めておきましょう。
SDカードやCFカードは極小の記録メディアでもあり、摩擦や衝撃、振動に弱い性質も持っています。また、SDカードやCFカードは抜き差しを行うたびにデータにアクセスが行われるため、その都度、データが意図しない形で上書きされる・損傷具合が悪化することがほとんどで、簡単に試せる復旧方法を試すだけで復元作業の難易度が高まるばかりか取り返しのつかない状況に陥ってしまうことも多く起こりえます。
SDカードやCFカードが認識しない・エラーメッセージが表示され、正常に動作しないなどの症状が出た際には、すでに個人では対応できない物理障害が生じていることがほとんどです。デジカメで撮影したデータを失いたくない方は無理に復元作業や確認操作を進めることは避けた方が良いものです。

↓CFカードからデータを復元したいと考えた場合にはこちらの記事もご確認ください。

4.操作や作業を続ける

デジカメで撮影したデータを復元したいと考えた場合には手を止めることが最善の対処方法にもなりえます。デジカメで撮影したデータが見つからない・誤削除した・メモリーカードが認識しない・ファイルやフォルダが文字化けしている・拡張子が変わってしまっている・動画が再生できない・ファイルやフォルダが開かないなどのトラブルが発生した際に希望するデータが残っていないか探す・認識するか確認する・アクセスを繰り返す・新たなデータを保存する・デジカメで新たに撮影を始める・データのコピーや移動、ファイルやフォルダの整理を行うなど、使用を続けるだけでもデータの上書きが進む・ファイルシステムの損傷具合が悪化する・故障箇所が増える等、データの復元が困難となる状況に直結する事も多く起こりえるものです。少しでも困ったり悩んだりした際には手を止めてプロのデータ復元業者の無料相談を利用することを優先しましょう。

5.復元ソフトを使う

デジカメのデータが消えた・間違ってデータを削除した・メモリーカードが認識しない・動画が再生されない、動画が途中で止まる・ファイルやフォルダが開かない・拡張子が変わった・誤ってフォーマットした等のトラブルが生じた時にはデータ復元用のソフトを使って自分で復旧を試みたいと考えるかもしれませんが、後悔する結果に繋がることが大半であるため注意が必要となります。
復元ソフトは無料版・有料版と多くの製品が流通していますが、復元ソフトの機能で記録メディアのデータの復旧が可能となるのは軽度の論理障害が発生している場合に限られます。障害の種類(論理障害もしくは物理論理障害)、障害の程度(軽度・中度・重度)、損傷箇所を正しく把握するには深い専門知識や経験値、技術力も必須となり、個人で診断を行うことは難しいものです。安易に復元ソフトの機能、スキャンを試しただけでも取り返しのつかないくらいデータが上書きされてしまう・ファイルシステムが破損する・動画データがかえって再生できなくなる・拡張子が意図しないものに変更される・損傷箇所が増える等、状態が重篤化することが多く起こりえます。
デジカメで撮影したデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも頭によぎった場合には復元ソフトを使った復旧方法は進めないようにしましょう。万が一、途中まで操作を進めてしまった場合でもその場でプロのデータ復元業者に連絡した方が良いものです。

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6.初期化、フォーマットする


デジカメが正常に動作しない・メモリーカードが認識しなくなった際にデータは不要、機器が動作可能な状態に戻れば良い方は初期化・フォーマットする方法も選択肢の1つになりえます。初期化やフォーマット作業を進めると機器は工場出荷時の状態に戻り、保存されているデータは全て消去されてしまいます。しかしながら、初期化やフォーマットを行ったとしてもデジカメやメモリーカードが動作可能な状態に戻る保証は無く、初期化やフォーマットを行うことで状態が悪化することもありえます。
万が一、間違ってデジカメ本体やメモリーカードを初期化、フォーマットしてしまった場合には個人では対応ができない・復元は難しい状態に陥っているため、早めにプロのデータ復旧業者に相談することを検討しましょう。

↓SDカードを間違ってフォーマット・初期化してしまってお困りの方はこちら

7.衝撃を与える

デジカメに挿入されているSDカードやCFカードなどの記録メディアはとても繊細な精密製品の1つです。SDカードやCFカードが認識しない・エラーメッセージが出た・ファイルやフォルダが開かないなどの症状が出た際には振動や衝撃を与えない様に注意しましょう。曲げる・振る・叩く等、衝撃を加えてしまうと壊れかけていたものが完全に故障してしまうことも多く起こりえるものです。また、カードの汚れやほこりを除去しようと金属部分に息をふきかける・ドライヤーや扇風機などで風を送って掃除をする事なども避けましょう。データの復元作業にはならず、機器の状態が重症化してしまいます。

8.データを削除した後に上書きする

デジカメやメモリーカード内からデータが消えた・誤って削除したような場合に復元したいと考えた時には機器の使用を止めることが重要となります。デジカメの使用を続ける・ファイルやフォルダの確認を行う・SDカードやCFカードをデジカメやパソコンに挿したままにするだけでも新たなデータが上書きされ、元のデータが復元不可能になる事もありえます。

9.修理に出す

デジカメが動作しない・データが入っているメモリーカードが認識しないなどの症状が出た際に機器内のデータが不要な方はメーカーや購入店、修理の専門業者にデジカメ本体やSDカード、CFカードを修理に出す方法も選択肢に挙がってきます。しかしながら、デジカメやメモリーカードを修理に出した場合にはデータは全て消去される、もしくはデータが入っていたメディアは交換された上での修理対応となるため注意が必要となります。デジカメで撮影した写真、動画データを早く安く確実に復元したいと考えた場合にはデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。

デジカメのメーカーと主な型番・機種

デジタルカメラの主要メーカーとその代表的なモデルを以下の表にまとめました。

メーカー名 主な型番・機種
キヤノン(Canon) 一眼レフカメラ:EOSシリーズ(例:EOS 5D Mark IV、EOS 90D)
ミラーレスカメラ:EOS Rシリーズ(例:EOS R5、EOS RP)
コンパクトデジタルカメラ:PowerShotシリーズ(例:PowerShot G7 X Mark III)
ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ:Dシリーズ(例:D850、D7500)
ミラーレスカメラ:Zシリーズ(例:Z7 II、Z50)
コンパクトデジタルカメラ:COOLPIXシリーズ(例:COOLPIX P1000)
ソニー(Sony) ミラーレスカメラ:α(アルファ)シリーズ(例:α7R IV、α6600)
コンパクトデジタルカメラ:Cyber-shotシリーズ(例:RX100 VII)
富士フイルム(Fujifilm) ミラーレスカメラ:Xシリーズ(例:X-T4、X100V)
中判ミラーレスカメラ:GFXシリーズ(例:GFX 100S)
オリンパス(Olympus) ミラーレスカメラ:OM-Dシリーズ(例:OM-D E-M1 Mark III)
コンパクトデジタルカメラ:Toughシリーズ(例:Tough TG-6)
パナソニック(Panasonic) ミラーレスカメラ:LUMIX Gシリーズ(例:LUMIX GH5、LUMIX G9)
フルサイズミラーレスカメラ:LUMIX Sシリーズ(例:LUMIX S1H)
リコー(RICOH)/ペンタックス(PENTAX) 一眼レフカメラ:Kシリーズ(例:PENTAX K-1 Mark II)
コンパクトデジタルカメラ:GRシリーズ(例:RICOH GR III)
ライカ(Leica) レンジファインダーカメラ:Mシリーズ(例:Leica M10)
コンパクトデジタルカメラ:Qシリーズ(例:Leica Q2)
GoPro アクションカメラ:HEROシリーズ(例:HERO10 Black)

各メーカーは、初心者向けからプロフェッショナル向けまで、多様なモデルを展開しています。

デジカメで撮影したファイルの拡張子例

デジカメで撮影したファイルの拡張子はメーカーやカメラモデル、設定によって異なるものです。以下では代表的なメーカーごとの拡張子例を紹介します。

・JPEG形式(一般的な静止画フォーマット)

拡張子:.jpg、.jpeg(ほとんどのメーカーで標準採用)
メーカー例:キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルムなど全般

・RAW形式(高画質の生データフォーマット)

RAW形式の拡張子はメーカーによって異なり、各メーカーの特性に合わせた保存形式となっています。

キヤノン:.cr2、.cr3
ニコン:.nef、.nrw
ソニー:.arw、.sr2
富士フイルム:.raf
オリンパス:.orf、ori
パナソニック(ルミックス):.rw2
リコー/Pentax:.pef
Leica(ライカ):.dng、.rwl(一部機種でDNGを採用)

・動画形式

デジカメで撮影した動画もメーカーやモデルごとに異なる形式が採用されます。

MP4・MXF形式:多くのメーカーで採用(キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルムなど)
MOV形式:キヤノン、ニコンの一部モデル
AVCHD形式(m2ts・mts):ソニー、パナソニック、キヤノン
MPEG-4形式:一部のコンパクトデジタルカメラ

※ソニーのデジタル一眼カメラα7 IIIやα7 IV、プロフェッショナルカムコーダーFX3で撮影したデータが本来MP4やMXFになるはずがRSV形式になり、動画が再生できない等のトラブルが多発しています。
本来の拡張子、形式ではない状態でデータが保存されていた場合には個人で対応ができない状態に陥っているものです。撮影したデータが再生できないと困る・撮り直しが難しい・拡張子、形式が変わってしまったデータを元の状態に戻したいと少しでも考えた場合には手を止めてプロのデータ復元会社の無料相談を利用することを優先しましょう。形式が変わってしまった場合にデジカメの電源の入り切りや再起動を繰り返したり、メモリーカードをパソコンに接続したり、復元ソフトの機能を使ってしまったりすると取り返しのつかないくらいデータが上書きされてしまうことも多く起こりえるものです。

・その他の形式

特定の機能や撮影モードで専用の形式が使われることもあります。
タイムラプス:JPEGやMOV形式で保存される場合が多い
スローモーション:MP4やAVCHDで保存されることが多い

DNG形式:Adobeが定めた汎用のRAW形式で、一部のLeicaやスマートフォンカメラで採用
これらの拡張子は、メーカーの撮影方式や画像処理技術に最適化されており、ファイル形式も多岐にわたります。

デジカメのデータ消失を防ぐための予防策

・定期的なバックアップを行う

バックアップを定期的に行うことで、データ消失のリスクを大幅に減らせます。クラウドサービスや外付けハードディスクなどを利用して貴重なデータを二重に保管しておくことも重要となります。

・耐久性の高いメモリーカードを使用する

信頼性のあるメーカーのメモリーカードを使用し、定期的に交換することで、データ消失のリスクを最小限に抑えられることが期待できます。
しかしながら、どんなに予防策を行っていたとしてもデジカメで撮影したデータが消失するトラブルはある日、突然、発生してしまうものです。デジカメで撮影した写真や動画データを早く安く確実に復元したい・取り戻したいと考えた場合にはまずは、手を止めることから始めましょう。

まとめ・万が一、困った時には

デジカメのデータが消えた・間違ってデータを削除した・メモリーカードが認識しない・動画が再生されない、動画が途中で止まる・ファイルやフォルダが開かない・拡張子が変わった・誤ってフォーマットした等のトラブルが生じた時には慌ててしまうことも多いものです。デジカメで撮影した写真や動画データが大事なもの・無くなったり取り出せなくなったりすると困るかもしれないと少しでも考えた場合には手を止めてプロのデータ復元業者の無料相談を利用することを優先しましょう。プロに頼んだ方がすぐにデータも取り戻せて不安も解消されるものです。どこの復元業者に相談したら良いか悩んだり困ったりした時にはサービス内容や技術力もチェックしましょう。独自技術やAI技術を持っている・高い技術力を持っている会社を選ぶことで初めて迅速な対応と低価格でのデータ復元が可能となるものです。アドバンスデータ復旧は独自技術やAI技術を持っており費用を抑えたデータの復元対応が可能です。多くの復旧・復元実績もあり安心です。万が一、困った時には無料の相談から始めてはいかがでしょうか。

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