TeraStation・LinkStationのI18エラーの意味と再構築が進まない場合の対処法

TeraStation・LinkStationのI18エラーの意味と再構築が進まない場合の対処法 TeraStation・LinkStationのI18エラーの意味と再構築が進まない場合の対処法

TeraStationやLinkStationを使っている際に、「I18」というインフォメーションコードが表示されることがあります。このエラーが出ると、NASが正常に動作していないのではないか、データが失われてしまうのではないかと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
実際、「I18エラー」はTeraStationやLinkStation でRAIDアレイの再構築中に表示されるインフォメーションコードになります。このコードは、RAIDの再構築が進行中であることを示しており、通常、再構築が完了するとエラーは自動的に消えるものです。しかしながら、再構築が長時間進まない場合やエラーが消えない時にはどのように対処したら良いかを知っておくことも重要です。
本記事では、TeraStationやLinkStationの「I18エラー」について、インフォメーションコードの意味から始まり、再構築が進まない場合の具体的な対処法までを詳しく解説していきます。
TeraStationやLinkStation内のデータを失いたくない方や、エラーに対してどう対処したら良いかか迷っている方にとって、参考になる内容をお届けしますので、ぜひご一読ください。

I18エラーとは?再構築中のインフォメーションコードの意味


「I18」エラーは、TeraStationやLinkStationなど、バッファロー製のNASに表示されるインフォメーションコードの一つです。

・TeraStationやLinkStationに「I18」が表示される理由

「I18」は、TeraStationやLinkStationがRAIDアレイの再構築中に表示されるものです。バッファロー製に限らず、RAIDを構築しているNASではHDDが故障した、HDDの交換を行った、容量の変更を行った場合にRAIDアレイの再構築(リビルド)プロセスを通じて、データの再配置や新しいディスクへの移動が行われます。このRAIDアレイの再構築が行われている際に、TeraStationやLinkStationでは「I18」のコードを表示して、ユーザーにプロセスが進行中であることを知らせるものです。

・I18エラーが表示された際に期待される動作

「I18」エラーが表示され、RAIDアレイが再構築を行っている最中は一時的にNASへのアクセスやネットワーク共有ができることがあるものの、HDDのデータ転送速度が低下する他、アクセスができない状態に陥る事があります。これは、データの再配置や整合性の確認がバックグラウンドで行われているためです。通常、RAIDアレイの再構築が正常に完了した際には「I18」エラーは消えてシステムの動作は通常通りに戻ることが大半です。しかしながら、RAIDアレイの再構築中にHDDや基板の故障や損傷が生じるとRAIDアレイの再構築が終わらなくなり、結果としてデータが失われる事態に陥ることもあるため慎重な対応が求められます。

※TeraStationやLinkStationに「I18」が表示された時にはNASが完全に正常な状態であるとは限らないため、注意が必要となります。問題無くアクセスができているように見えても、内部では障害が進行しているケースもあるため、再構築対象のHDDが壊れかかっている・すでに故障している場合にアクセスを続けることで状態が悪化し、データの読み出しが不可能になることもありえます。
※RAIDアレイの再構築は数時間から数日かかることも多いものです。データ容量やRAIDの種類、設定によって所要時間が異なりますが、4TBのHDDであれば約1日、8TBであれば最大2日程度かかることもありえます。

・表示されるメッセージの種類

「I18」が表示されているTeraStationやLinkStationでは、RAIDアレイの再構築が進行中であることを示す以下のようなメッセージが出ることがあります。
【TeraStationの液晶画面の例】
「ARRAY1 Rebuilding」など、RAID再構築の状態を示す文言
【NAS Navigator2の例】
「RAIDアレイの再構築中です」といった補足説明が表示されることがあります

・LinkStation、TeraStationのI18通知ランプの違いに注意

LinkStationでは、I18の状態を白またはオレンジ色のランプの点滅で通知するモデルがあり、液晶画面を持たないためLEDの点滅パターンやNAS Navigator2上の表示で判断する必要が出てきます。
一方、TeraStationでは白色のINFOランプが点滅し、あわせて液晶画面に「I18」と表示されるモデルが多いものです。
このように、ランプの色や通知方法には機種ごとの違いがあるため、マニュアルや管理ツールでの確認もあわせて行うと安心です。

「I18」表示が消えない原因と適切な対処方法


TeraStationやLinkStationで「I18(RAIDアレイを再構築中)」のインフォメーションコードが長時間表示されたままの場合、「本当に再構築が進んでいるのか」「このまま放置して良いのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。特に業務で使用しているNASでこの状態が続くような場合にはデータ損失のリスクを避けるためにも慎重な判断が求められます。
ここでは、TeraStationやLinkStationで「I18」が消えない状態が続く原因と初動で確認しておきたいポイント、さらに状況に応じた適切な対処方法について解説していきます。

  1. 「I18」が表示されたまま・再構築が進まない状態になる原因
  2. 「I18」表示が消えない場合の具体的な対処方法
  3. 再構築が進まない時の最適な対応策

1.「I18」が表示されたまま・再構築が進まない状態になる原因

TeraStationやLinkStationで「I18」が表示されたまま・RAIDアレイの再構築が進まない様な時には以下のような原因が考えられるものです。

・HDDの物理的な故障

再構築の対象となるディスクや他のHDDに物理障害(セクタ不良、読み取りエラー、経年劣化による故障など)が生じていると、RAIDアレイの再構築が止まり、「I18」エラーが表示されたままになることがあります。

・RAIDアレイの設定ミスや同期の問題

RAIDの構成情報が正しく認識されていない、または再構築対象のディスクに互換性のないものが含まれていると、RAIDアレイの再構築が正しく進まないこともありえます。

・ソフトウェアやファームウェアの不具合

ファームウェアが古い、壊れている、不具合が生じているような時にもTeraStationやLinkStationで不安定な動作を起こす事も起こりえます。結果、「I18」エラーが表示されたまま・再構築処理が途中で停止することがあります。

※参考までにTS3200Dシリーズでは4TBモデルで約1日、8TBモデルで約2日が再構築にかかる目安とされています。上記を超えても完了しない場合には注意が必要となります。他の型番ではもっと早く再構築が終わることが大半です。

※しかしながら、RAIDの再構築が必要になった=HDDの故障によってディスクを交換したような時には特定のディスク以外も故障している、もしくは壊れかけている事がほとんどです。そのような場合にRAIDアレイの再構築操作を進める・再構築が終わるまで待とうとすると複数のディスクが取り返しのつかないくらい故障してしまうことも多く起こりえるものです。故障した・故障が疑われるHDDを交換した後に「I18」エラーが表示されて進まない・終わらない時には全てのデータが失われる事態に直結することもありえます。TeraStationやLinkStation内のデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合には早めにプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを検討しましょう。

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2.「I18」表示が消えない場合の具体的な対処方法

「I18」が表示されてから一定期間が経過してもエラーが消えない時には以下のような対処方法が選択肢に挙がってきます。

・TeraStation/LinkStationを再起動する方法

TeraStationやLinkStationに生じた一時的なシステム上の不具合で「I18」が消えないだけというケースも少なからず、ありえます。そんな時には再起動を行う方法が選択肢に挙がってくるものです。再起動によってエラーが解消される事もありますが、すでにTeraStationやLinkStationにアクセスができない・ファイルやフォルダが開かない・他のエラーも表示されているような時には再起動を行うことによって機器に致命傷を与えることも多く慎重な対応が求められます。

↓TeraStationにアクセスができない状況でお困りの方はこちらも参照ください。

↓LinkStationにアクセスができない場合はこちら。

・再構築のプロセスをやり直す方法

TeraStationやLinkStationに「I18」エラーが消えない時には、管理画面から再構築のプロセスを再実行する方法も自分で試せる対処方法として挙げられます。しかしながら、HDDが壊れかかっている・すでに故障しているような状態では、RAIDアレイの再構築を再実行することによってRAID構成が壊れる・データが意図しない形で上書きされることも多く起こりえるものです。状態の見極めが難しい時には無理に操作を行わず、専門家にアドバイスを聞くようにしましょう。

・ネットワークや接続ケーブルを確認する方法

管理画面の動作や表示が不安定、NASの状態が確認できない場合には、LANケーブルの接触不良やスイッチングハブに異常が生じていることも少なからずありえます。TeraStationやLinkStationにエラーが出た時には周辺環境も見直してみましょう。

3.再構築が進まない時の最適な対応策

再構築が停止している、または、時間が経過してもTeraStationやLinkStationに「I18」が表示されたままの状態の時には、以下のような対応を検討しましょう。

・物理的な問題やRAID構築に関する専門知識が必要な場合

TeraStationやLinkStationにアクセスができない・ファイルやフォルダが開かない・共有フォルダに入れない・他のEから始まるエラーコードやIから始まるインフォメーションコードが表示される・ブザー音が鳴る・異音がする・HDDの認識不良などがある場合は、NASおよび内蔵ディスクに物理的問題が生じている事が大半で、RAID構築に関する高度な技術力・深い専門知識・経験値を持った技術員による対応が必要となります。通電し続けたり、操作を止めない、再起動を行ったりすることで取り返しのつかない状況に陥ってしまうことも多く起こりえるものです。特にTeraStationやLinkStation内に失いたくないデータが入っている場合には早めにプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。

↓共有フォルダにアクセスができなくなった時にはこちらの記事もご確認ください。

・自己解決が難しい場合に業者に相談するタイミング

「I18」エラーが消えない・再構築が止まっている原因が不明、再構築の再実行によるリスクが読めないような場合には、プロのデータ復旧業者に早めに相談するのが安心です。重要な業務データや失いたくない共有ファイルが格納されている場合には、データ損失のリスクを最小限に抑えるためにも初動段階での判断が重要になります。
※「I18」と同時に他のエラーコード(E04、E06、E07、E13、E14、E15、E16、E22、E23、E30、EM、I31、I54など)が表示されている場合には、別の障害も同時に進行していることがあります。こうしたケースでは自己判断による対処は避け、専門家のアドバイスを聞くことを優先しましょう。希望する結果に繋がります。

↓TeraStationやLinkStationにエラーコードが表示された場合にはこちらも参照ください。エラーコード別の対処法や注意点も紹介しています。

I18が表示された場合に少しでも迷ったらプロのデータ復旧業者に相談してみる


TeraStationやLinkStationに「I18」が表示された場合には、RAIDアレイの再構築中であってもすでにHDDの状態が悪化していて、NASにまったくアクセスできない状態になっているケースも少なくありません。
一方で、たまたまアクセスできているからといって「まだ大丈夫」と操作を続けてしまうと、HDDの状態がさらに重篤化して大事なデータが失われる事態に直結することもありえます。TeraStationやLinkStationにI18が表示された際にデータを失いたくない場合には慎重な判断が求められるものです。
電源の入り切りや再起動、ファームウェアの更新、HDD交換などを安易に進めると取り返しのつかない状況に陥ってしまうこともありえます。TeraStationやLinkStationが正常に動作しなくなった時にはまずはプロのデータ復旧業者に相談することでトラブルの悪化を未然に防げる他、早く安く確実にデータを取り出すことが可能となるものです。

・データ復旧業者の選び方

TeraStationやLinkStationにトラブルが発生した際に少しでも困ったり悩んだりした場合には手を止めてプロのデータ復旧業者の無料相談を利用する方法が問題解決への近道となりえます。どこの復旧業者を選べば良いのか悩んだ時には下記の様な項目をチェックすることで困らずに済みます。

  1. 高度な技術力を持っている(独自技術やAI技術の有無)
  2. 復旧作業のスピードや対応が早い
  3. 復旧料金プランや復旧費用例が公式サイトに明記されている
  4. クリーンルームなど専用環境下や専用ラボで復旧・修理対応を行っている
  5. 情報の守秘義務やセキュリティ管理が徹底されている
  6. データ復旧の実績や事例紹介が豊富である

アドバンスデータ復旧は1から6の項目、全てを満たしているおすすめのデータ復旧業者です。独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧・修理作業を行うことから、迅速な対応と低価格でのデータ復旧サービスを実現しています。TeraStationやLinkstationなどのNASやRAIDサーバー、パソコン、HDD、SSD、USBメモリ、SDカード、ビデオカメラ、ドライブレコーダーなど様々な機種に対してデータ復旧の実績も数多くあり、安心です。

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I18表示が消えない・再構築が進まない時にやってはいけないこと


「I18(RAIDアレイを再構築中)」の状態が続いていると、不安から様々な操作を試したくなるかもしれません。しかしながら、安易に自己判断で操作を進めてしまうと、かえって状況を悪化させてしまう危険性が高まります。ここでは、TeraStationやLinkStationで「I18エラー」表示が消えない・再構築が進まない時に避けたい操作や判断ミスについて詳しく解説していきます。

  1. 再起動や電源の入り切りを繰り返す
  2. 無理にRAIDリビルド操作を進める
  3. HDDを交換する

1.再起動や電源の入り切りを繰り返す

TeraStationやLinkStationがフリーズしているように見える場合やI18表示が消えない状態が続く時には、電源のオン・オフを繰り返して解消を試みる方もいます。しかしながら、このような行為には以下のようなリスクが挙げられるものです。

頻繁な再起動によりHDDの読み取りエラーが進行する・故障具合が悪化する・損傷箇所が増える・データが意図しない形で上書きされる等、物理的な問題が深刻化する
経年劣化によって損傷しているHDDに対してRAIDアレイの再構築をし続ける他、電源を切らない・通電を続けるだけでも致命的な損傷に繋がる

※TeraStationやLinkStationにIから始まるインフォメーションコードやEから始まるエラーコードが表示された場合の他、NASにアクセスができない・共有フォルダが使えない等のトラブルが発生している時にはデータが失われるサインであることも多いため、無闇に再起動や電源の入り切りを繰り返すようなことは止めておきましょう。少しでも悩んだり困ったりした時には手を止めてプロのデータ復旧業者の無料相談を利用した方が良いものです。

2.無理にRAIDリビルド操作を進める

RAIDアレイの再構築(リビルド)処理は、HDDやRAID構成に問題がある場合には、途中で失敗したり、正しく完了しなかったり、意図しないデータの上書きが発生したりするリスクがあります。

強制的にRAIDアレイの再構築を再実行すると、既存のRAID情報が上書きされ、元のデータ構成が失われることがあります。
状態の悪いHDDが含まれている(壊れかかっている、もしくはすでに故障しているHDDがある)場合には、再構築の処理が途中で停止し、結果としてRAID崩壊を引き起こす事もありえます。

※TeraStationやLinkStation内のデータを失いたくない時では、無理に操作を進めるよりも専門的な診断を優先することが大切です。

↓RAIDのリビルドとは?下記では、失敗例や危険性について詳しく解説しています。

3.HDDを交換する


「調子が悪そうだからHDDを交換しよう」と自己判断で交換を試みるのは、リスクの高い行為として挙げられます。

RAIDアレイの再構築処理中にHDDを交換すると、RAID構成の整合性が崩れ、復元が困難になることがあります。
RAIDの種類や構成によっては、正しい順序で交換・同期を行わないと、再構築後のデータが失われるケースも起こりえます。

※HDDの交換は故障の状態やRAID構成を正確に把握した上で行う必要があるものです。見極めが難しい場合やデータを失いたくない時には、むやみにHDDの交換は行わず、専門家に状況を共有するのが安全です。

※TeraStationやLinkStationに「I18エラー」が表示され続けるような時にはつい何か作業を進めたくなりますが、安易な操作によって状況を重篤化させることも多く起こりえるものです。特にHDDの状態が不安定な時には、再構築処理中の一つひとつの操作がデータに大きな影響を与える事もあるため、冷静な対応を心がけましょう。

↓TeraStationからデータを取り出したい・復旧したいと考えた場合にはこちらの記事もご確認ください。

↓LinkStation内のデータを取り出したい方はこちら。

I18エラーの進行を確認する方法


TeraStationやLinkStationに「I18エラー」が表示されると、「RAIDアレイの再構築が順調に進んでいるのか」「止まってはいないか」といった不安を感じる方も多いかもしれません。特に業務用としてNASを使用している場合には、進行状況を正しく把握しておくことも重要となります。ここでは、I18エラーの進行状況を確認するための具体的な方法を解説していきます。

  1. NAS Navigator2での確認方法
  2. Web設定画面から確認する方法
  3. 液晶ディスプレイで確認する方法

1.NAS Navigator2での確認方法

バッファロー製NASの管理ソフト「NAS Navigator2」を使用すれば、I18エラーの表示やRAID再構築の進捗を確認することが可能です。

・確認手順

  1. NASとPCが同一ネットワーク上に接続されていることを確認する
  2. NAS Navigator2を起動し、対象のNASを選択
  3. ステータス欄に「RAID再構築中(Rebuilding)」または「I18」が表示されているかを確認する

※TeraStationやLinkStationの型番やモデルによっては、「I18」ではなく「RAID再構築中」の文言のみが表示されることもあります。また、詳細画面からRAID構成や各HDDの状態を個別に確認できるモデルも存在しています。

2.Web設定画面から確認する方法

Webブラウザを使ってNASの管理画面にアクセスすれば、詳細な進行状況が確認できることがあります。

・確認手順

  1. WebブラウザでNASのIPアドレスを入力する
  2. 管理者アカウントでログインを行う
  3. 「RAID管理」または「ディスク管理」の画面を開く
  4. 該当RAIDアレイのステータスが「再構築中(Rebuilding)」と表示されているかを確認する

※TeraStationやLinkStationのモデルによっては、進行状況が%表示や進捗バーで可視化されることもあります。ただし、すべてのモデルで進捗が%表示されるわけではなく、進行状況が一見止まっているように見える事もありえます。その際には一定時間様子を見つつ、明らかな異常があれば慎重に対応する必要が出てきます。

3.液晶ディスプレイで確認する方法

TeraStationの機種によっては本体の前面にある液晶パネルでも、I18エラーの表示を確認することが可能です。
通常、「I18」・「RAID Array Rebuilding」といった表示が出ていれば、再構築が進んでいると考えられる状況となります。しかしながら、他のエラーコード(E04、E06、E07、E13、E14、E15、E16、E22、E23、E30、EM、I31、I54などが同時に表示されている場合には、進行に支障が生じている事もありえます。
※液晶パネルはあくまで簡易表示のため、HDDに障害が発生している状態でもI18エラーが継続的に表示されることがあります。そのため、液晶の表示だけで判断せず、NAS Navigator2やWeb設定画面とあわせて確認し、総合的に再構築が進んでいるかを見極めることが重要となります。

まとめ・I18エラーに対応する最適な方法は

TeraStationやLinkStationに「I18」が表示された時には、RAIDアレイの再構築が進んでいるように見えたとしても、内部ではHDDの故障やRAID構成の不整合が起きていることも多いものです。そのまま放置するとNASにアクセスができないだけでなく、データが失われる事態に直結することも多く起こりえるため、注意が必要となります。
電源の入り切りや再起動など、簡単にできることを試しただけでもさらなる問題を引き起こし、機器に致命傷を与えてしまうこともありえるためI18エラーの対応には慎重さが求められます。
TeraStationやLinkStationにI18エラーが表示された時には、「何が原因なのか」「何をしてはいけないのか」「何を優先した方が良いのか」を正しく見極めることが、データを失わずに解決へと導く大きなポイントとなります。
もし、「I18表示が消えない」「再構築が進まない」「NASにアクセスできない」「他のエラーも表示される」などの状況に直面した場合には、手を止めてプロのデータ復旧業者に相談することが安全かつ確実にデータを守るための最適な方法になりえます。万が一、困ったり悩んだりした時には無料相談を利用することを検討してみましょう。

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