TeraStationやLinkStationに出るI15エラー|「RAID I15 ARRAYx Scanning」の対処方法を紹介

TeraStationやLinkStationに出るI15エラー|「RAID I15 ARRAYx Scanning」の対処方法を紹介 TeraStationやLinkStationに出るI15エラー|「RAID I15 ARRAYx Scanning」の対処方法を紹介

TeraStationやLinkStationに「I15エラー」・「RAID I15 ARRAYx Scanning」が表示された時にはRAID構成に関連した問題が生じていることが多く、システムの安定性に深刻な障害を発生させることがあるため注意が必要となります。TeraStationやLinkStationに「I15エラー」が表示されたまま放置すると、データの転送速度が低下するだけでなく、最終的にはデータの損失に繋がることもありえます。
本記事では、TeraStationやLinkStationに表示されるインフォメーションコード「I15」およびメッセージ「RAID I15 ARRAYx Scanning」エラーが発生する原因や対処方法、注意点などを詳しく紹介していきます。TeraStationやLinkStationにエラーが出て正常に動作しなくなった場合には慌ててしまうことも多いものです。そんな時に本記事の内容が役に立てば幸いです。

TeraStationやLinkStationに表示されるI15エラーとは?


TeraStationやLinkStationに出るインフォメーションコード「I15」は、特にRAID構成に関連するエラーとして広く知られているものです。この「I15」エラーが発生した際には、RAIDアレイのスキャン中であることを示すメッセージが表示される他、システムに悪影響を与えることもあるため注意が必要となります。では、具体的にI15エラーがどのような状況で発生して、どのような影響が出てくるのかを見ていきましょう。

  1. I15エラーの概要
  2. I15エラーが発生した際の表示内容
  3. RAIDスキャン中の影響

1.I15エラーの概要

TeraStationやLinkStationに出る「RAID I15 ARRAYx Scanning」エラーは、RAIDアレイがスキャン中であることを示すインフォメーションコードの1つです。通常、この「I15」はRAIDアレイに何らかの異常が発生している・システムがその状態を調査している場合に表示されることがほとんどです。TeraStationやLinkStationに「I15」エラーが表示されている間はデータの転送速度が低下することがありますが、これはシステムがエラーの状況を調査しているため、多少は静観する必要が出てきます。

2.I15エラーが発生した際の表示内容

Buffalo製のNAS、TeraStationやLinkStationに「I15」エラーが発生した際には、NAS本体の液晶ディスプレイやNAS Navigator2に「RAID I15 ARRAYx Scanning」というメッセージも表示されることが多いものです。
※Eから始まるエラーコードやIから始まるインフォメーションコード、エラーメッセージがNAS本体の液体ディスプレイに表示されるのはTeraStationの一部のモデルのみとなります。
※NAS Navigator2にはTeraStation、LinkStation問わず、Eから始まるエラーコードやIから始まるインフォメーションコード、エラーメッセージが表示されます。

3.RAIDスキャン中の影響

TeraStationやLinkStationにI15エラーが表示されている間は、RAIDアレイはスキャン状態にあり、エラーの原因を特定するために時間がかかることがあります。I15が出た際はデータの読み書き速度が低下する他、システムのパフォーマンスに悪影響を与えることも多いものです。その他、I15エラーが出た、あるいは表示が長引く場合には、さらに深刻な問題を引き起こすこともあるため、TeraStationやLinkStation内に失いたくないデータが1つでも入っている場合には早期に対応することが重要となります。

RAID I15 ARRAYx Scanningが出る原因と考えられる問題


TeraStationやLinkStationにI15エラーが発生する原因には、ハードウェアの問題やソフトウェアの設定ミスなど、さまざまな要因が考えられます。ここでは、TeraStationやLinkStationにI15エラーが出る場合の代表的な原因やその問題がどのようにシステムに影響を与えるかについても詳しく解説していきます。

  1. ハードウェア障害の可能性
  2. ソフトウェア上の問題や設定ミス

1.ハードウェア障害の可能性

TeraStationやLinkStationにI15エラーが出る最も一般的な原因の1つは、ハードウェアの障害が挙げられます。特に、RAIDアレイに使用されているHDDの故障やRAIDコントローラーに不具合が生じている時には、I15だけでなく、Eから始まるエラーコードや他のIから始まるインフォメーションコード、複数のエラーメッセージが表示されることも多く起こりえるものです。例えば、HDDに不良セクタが発生、増殖した場合や物理的な故障が原因で、RAIDアレイがスキャン状態に入ることがあります。このような状況では、エラーが解消されるまで時間がかかることが多い他、スキャン状態が続くことでHDDに多大な負荷がかかり、完全に故障してしまうこともありえます。そのため、TeraStationやLinkStationの動作が止まった・共有フォルダにアクセスができない・エラーコードやインフォメーションコード、エラーメッセージが表示されるなどの症状が出た際にデータを失いたくない方は早めにプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することが推奨されるものです。

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2.ソフトウェア上の問題や設定ミス

TeraStationやLinkStationに表示されるI15エラーは、ソフトウェア上に問題が生じた際や設定ミスによっても引き起こされることがあります。例えば、ファームウェアのバグや設定ミスが原因で、RAIDアレイが不正にスキャンされることがあるものです。また、TeraStationやLinkStation内でRAID構成が正しく設定されていない場合や誤った設定が適用されている時にも、I15エラーが発生する原因になることがあります。これらの問題は、ソフトウェアの更新や設定の見直しによって解決することもありますが、TeraStationやLinkStationが正常に動作しなくなった・エラーコードやエラーメッセージ、インフォメーションコードが表示された時にはデータが入っているHDDが壊れかけている・すでに特定のディスクが故障していることも多く、データを失いたくない方は慎重な対応が求められます。

↓TeraStationやLinkStationに表示されるエラー内容については、下記記事でも詳しく解説しています。

TeraStationやLinkStationにI15エラーが出た時に試せる対処方法


TeraStationやLinkStationでI15エラーが表示された際に試せる対処方法はいくつか挙げられるものです。初期対応が適切に行われることで、問題が深刻化することを防げる可能性も高まります。ここでは、TeraStationやLinkStation にI15エラーが発生した時に試せる対処方法を紹介していきます。

  1. 基本的な対処方法
  2. エラーが長期間続く場合の対処方法

1.基本的な対処方法

TeraStationやLinkStationにI15エラーが発生した場合にすぐに試せる基本的な対応方法は以下の通りです。

・NASを再起動する

TeraStationやLinkStationにI15エラーが表示された際には再起動することで、RAIDのスキャンが一時的にリセットされる場合があります。軽度の論理障害、一時的な動作不能であれば、NASを再起動することで問題が解決できることも少なからずありえます。再起動を行った後はエラーメッセージが消えているかどうか確認してみましょう。しかしながら、I15が表示される原因がハードウェア障害によるもの・HDDが壊れかけている、もしくはすでに故障している状況である場合にはNASを再起動することで機器に致命傷を与えてしまう・取り返しのつかない状況に陥ってしまうことも多く起こりえるため、無理に試すことは止めておきましょう。RAIDのスキャン中に電源を切る行為はデータの整合性を失わせる・データの意図しない上書きを促進させることもあるため注意が必要となります。

・ファームウェアのアップデートを試す

I15エラーがファームウェアのバグによって引き起こされている時には、最新のファームウェアに更新することで不具合が解消されることもありえます。
※ファームウェアのアップデートもTeraStationやLinkStation内のHDDやSSDが壊れかけている時に実施するとデータが消失するトラブルを引き起こす原因にもなりかねないため、気を付ける必要があります。

・RAIDアレイの確認を行う

I15など、Iから始まるインフォメーションコードがTeraStationやLinkStationに表示された際には、RAIDアレイの状態をNAS Navigator2などのツールで確認する方法も有効な手段になりえます。RAIDアレイの設定や状態に問題がないかをチェックして、エラーが発生しているドライブやRAID構成に異常がないかを確認する流れです。

2.エラーが長期間続く場合の対処方法

I15エラーが一日で終わらない、数日から1週間以上表示され続けているような場合の他、TeraStationやLinkStationに失いたくないデータが入っている時には、下記のような対処方法が選択肢に挙がってきます。

・電源を切る

TeraStationやLinkStationにI15などIから始まるインフォメーションコードが表示された際には、一度NAS本体の電源を完全に切り、時間を空けてから再度電源を入れる方法も試せます。この方法を実施することによって、エラーが一時的に解消されることもあります。

・専門業者に依頼するタイミング

手動での修復が難しい場合や正常に動作しなくなったTeraStationやLinkStation内に大事なデータが入っている・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた時には、プロのデータ復旧業者に相談することを検討しましょう。特に経年劣化や自然故障の懸念がある、停電発生時や豪雨、雷、洪水、地震などの自然災害が生じた後、引っ越しや配置換えの際などに衝撃が加わった場合の他、RAID崩壊や物理障害の発生が少しでも疑われる時には早めに専門家のアドバイスを聞くようにした方が希望する結果に繋がります。

↓停電後、TeraStationにトラブルが発生した際にはこちらの記事もご確認ください。

↓停電の後、LinkStationに不具合が生じた方はこちらも参照ください。

I15エラーを修正するための詳細な手順は

TeraStationやLinkStationにI15エラーが発生した際には自己対応を試みても問題が解決しないことも多いものです。TeraStationやLinkStationにI15が表示された時には不具合を修復するために、RAIDの再構築・リビルド作業を行う必要が出てくることがあります。ここでは、I15エラーを修正するための具体的な手順について説明していきます。

  1. RAIDアレイの再構築手順
  2. データ復旧方法

1.RAIDアレイの再構築手順

TeraStationやLinkStationにI15エラーが発生した場合に試せる修復手段はRAIDアレイの再構築が挙げられます。RAIDアレイの再構築は下記のような手順で行うことになります。

・RAID構成を確認する

まず、RAIDアレイの再構築を行う前にはまず、RAID構成が正しいかどうか確認することが重要です。RAID1やRAID5など、使用しているRAIDタイプに応じた設定を確認して、異常がないかを確認しましょう。

↓RAIDの種類やRAID別のデータ復旧方法はこちら。

・RAIDのリビルドを開始

RAIDのリビルドを行うことで、RAIDアレイが正常に動作するようになることがあります。リビルドには時間がかかる場合がありますが、進行状況を確認しながら待機することになります。

・RAID再構築中に気を付けること

RAIDの再構築中は、システムのパフォーマンスが低下するため、作業中にはNASの利用を控えることが推奨されるものです。また、RAIDの再構築が途中で中断された場合(例えば停電や瞬電、突然の電源断など)にはデータが意図しない形で上書きされる・データが消失するトラブルが発生することもあるため注意が必要となります。

・RAIDのリビルドを実施する際の注意

RAID1やRAID5、RAID6などでNASを運用している場合には1台のHDDに障害が発生・壊れたとしてもデータを回復できる可能性がありますが、TeraStationやLinkStationに搭載されるHDDは同時期に製造されたものが入っていることがほとんどで、1台故障した際には他のHDDも同様に壊れかけているか、故障していることが多いものです。安易にRAIDのリビルドを行うことで複数のHDDが取り返しのつかないくらい壊れてしまう・データの上書きが進み、データが完全に失われる事態に陥ってしまうこともありえます。

↓RAIDのリビルドとは?下記では、失敗例や危険性について詳しく解説しています。

2.データ復旧方法

RAID情報が崩壊した場合や再構築に失敗した時には、データ復旧作業を行う必要が出てきます。

・バックアップを確認する

TeraStationやLinkStationにエラーコードやインフォメーションコード、エラーメッセージが表示されて正常に動作しなくなった時には、最近のデータのバックアップがあるかを確認することも重要です。バックアップがない場合には、次の手順に進みましょう。

・データ復旧業者に依頼する

TeraStationやLinkStationに不具合が出た際にRAID崩壊が起きている・HDDに物理障害が発生している場合には、自力での修復が難しいため、プロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。TeraStationやLinkStationならびに内蔵HDDやSSD、基板を安全に修理・データ復旧作業を行うには高度な技術力、深い専門知識、経験値を持った技術員がいる所、クリーンルームなどの専用環境下で作業を行っている業者を選ぶことが重要です。人間の手術を手術室で専門の医師が行うのと同じイメージとなります。

・データ復旧業者の選び方

不具合が出たNAS内のデータを守るためには、データ復旧業者の選定が欠かせません。どこの復旧業者を選べば良いのか悩んだ時には下記の様な項目を確認しましょう。困らずに済みます。

  1. 高度な技術力を持っている(独自技術やAI技術の有無)
  2. 復旧作業のスピードや対応が早い
  3. 復旧料金プランや復旧費用例が公式サイトに明記されている
  4. クリーンルームなど専用の環境下や専用ラボで復旧・修理対応を行っている
  5. 情報の守秘義務やセキュリティ管理が徹底されている
  6. データ復旧の実績や事例紹介が豊富である

復旧業者は数多く存在していますが、技術力や復旧サービスの内容には大きな差もあるものです。どこの復旧業者に出しても同じように早い対応と費用を抑えたデータ復旧ができるわけではないため注意しましょう。アドバンスデータ復旧は1から6の項目、全てを満たしているおすすめのデータ復旧業者です。独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧・修理作業を行うことから、迅速な対応と低価格でのデータ復旧サービスを実現しています。NASやRAIDサーバー、外付け・内蔵HDD、SSD、パソコン(Windows・Mac・自作・タブレット型)、SDカード、USBメモリ、ビデオカメラ、ドライブレコーダーなど、様々な機種に対して復旧実績も数多くあり、安心です。

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TeraStationやLinkStationにI15が表示された場合にやってはいけないこと

TeraStationやLinkStationにI15エラーが発生した時には、適切に対処しないと問題が重篤化することも多いものです。特に、誤った操作や無理な修復作業を試みることで、データの損失やRAIDアレイの完全な崩壊を招く危険性が高まります。ここでは、TeraStationやLinkStationにI15エラーが表示された際にやってはいけないことを説明し、リスクを避けるための内容もまとめていきます。

  1. 電源を切らずに無理に操作を続ける
  2. 再起動や電源の入り切りを繰り返し試す
  3. 自己修復ツールやソフトウェアを乱用する
  4. RAIDアレイの設定を変更する
  5. 開封、分解する

1.電源を切らずに無理に操作を続ける

TeraStationやLinkStationにI15エラーが表示された状態で無理に操作を続けようとすることは、RAIDアレイの状態をさらに不安定する他、データが意図しない形で上書きされる、損傷箇所が増える、故障状態が悪化するなどデータが失われる事態に直結することも多く起こりえるものです。TeraStationやLinkStationが正常に動作しなくなった時にはまずは、エラーの内容を確認して、無理にデータへのアクセスを試みないようにしましょう。

2.再起動や電源の入り切りを繰り返し試す

TeraStationやLinkStationにI15が表示された際に慌ててRAIDアレイの状態を何度も再起動して確認することは、かえってシステムに負担をかける他、障害の内容が深刻化するリスクがあるものです。再起動はすぐに試せる対処方法でもありますが、何度も繰り返すことは止めておきましょう。

3.自己修復ツールやソフトウェアを乱用する

TeraStationやLinkStationに不具合が生じた際には慎重な対応が求められます。安易に市販の復旧ソフトを使用して無理にデータを復元しようとすることは、データの完全な破損を引き起こす危険性も高まります。特に物理的な障害の発生が少しでも疑われる場合には、プロのデータ復旧業者の無料相談を利用することがおすすめです。

4.RAIDアレイの設定を変更する

TeraStationやLinkStationが正常に動作しなくなった際にRAIDアレイの設定を変更してしまうと、システム全体が認識しなくなる・データが意図しない形で上書きされるなど、後悔する結果に直結することも起こりえるものです。そもそも、普段、TeraStationやLinkStationの設定を見直すことは稀で、NASに保存しているデータにアクセスができない・起動しない・エラーメッセージやエラーコードが表示されるなどの症状が出た際には設定の変更を行うようなことは止めておきましょう。設定を変更することで症状の改善は見込めないことが大半です。

↓TeraStationにアクセスができない状況でお困りの方はこちらも参照ください。

↓LinkStationにアクセスができない場合はこちら。

5.開封、分解する

TeraStationやLinkStationにI15などが表示され、動作が不安定になったり共有フォルダに入れなくなったりエラーメッセージが消えなくなったりしたら慌ててしまうことも多いものです。NAS内のデータを失いたくない・早く安く確実に取り出したいと少しでも考えた場合には手を止めることから始めましょう。慌てて普通の環境下、例えばオフィスや家、学校などクリーンルームなどの専用の環境ではない場所でNASなどの精密機器を開封、分解するとHDDの大敵であるホコリや塵が機器内に入ってしまい、それだけで状態が重篤化することも多く起こりえるものです。
NASから安全にデータを取り出すためには高度な技術力・深い専門知識・経験値・クリーンルームなど専用環境を持った復旧の専門家による対応が必要となります。TeraStationやLinkStationにIから始まるインフォメーションコードやEから始まるエラーコードおよびエラーメッセージが表示された時には手を止める・できるだけ早くプロのデータ復旧業者の見解を聞くようにした方が良いものです。
※メーカーや購入店、修理の専門会社に不具合が生じたNASの対応を依頼した場合には、データが保存されているHDDやSSDなどは交換された上で修理作業が行われます。そのため、TeraStationやLinkStationに保存していたデータは全て消えた状態で手元に戻ってくることになるため注意しましょう。

↓TeraStationからデータを取り出したい・復旧したいと考えた場合にはこちらの記事もご確認ください。

↓LinkStationからデータを復旧したい時にはこちらも参照ください。

I15が表示された時にデータを守る為には


TeraStationやLinkStationにI15が表示された場合には早期に対応することが非常に重要となります。エラーが発生したまま放置すると、データの損失やシステムの不安定化が悪化する危険性が高まります。ここでは、I15エラー発生後の注意点と、データを守るための方法についても詳しく説明していきます。

  1. データのバックアップの重要性
  2. 作業に不安がある・自力での修復が難しい場合の選択肢

1.データのバックアップの重要性

TeraStationやLinkStationにI15が表示された際に、最も重要なのはデータの保護が挙げられます。エラーが発生した際にバックアップがあるかどうか確認することも大切です。もし、バックアップが定期的に取られていれば、NASにトラブルが発生したとしてもデータの復元が簡単に行えるため、リスクを避けることができます。

・定期的なバックアップの実施

定期的にバックアップを取ることで、万が一のトラブルに備えることができます。RAIDのような冗長構成を使っていても、システムの障害や不具合は予期せぬタイミングでNASに発生するため、定期的なバックアップはデータを守る上で最も確実な方法として挙げられます。

・バックアップ方法

外部ストレージにバックアップ: 外付けHDDや別のNAS、クラウドストレージなど、複数のバックアップ方法を利用することがおすすめです。
クラウドバックアップの活用: 特に重要なデータは、クラウドにバックアップを取っておくと、安全性が高まります。

2.作業に不安がある・自力での修復が難しい場合の選択肢

TeraStationやLinkStationにI15エラーが発生した場合にNAS内のデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合や作業に不安がある・自力での修復によって状態を悪化させたくない方はプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。特にRAID崩壊が生じた場合やHDDに物理的な障害が発生している時には、データ復旧の専門家に任せることが最善です。

・復旧業者へ連絡するタイミング

エラーが長期間続く場合: I15エラーが数時間から数日、1週間程度表示されている場合には、データの損失リスクが高くなります。I15エラーは1週間待っても良いような見解も広まっていますが、TeraStationやLinkStationには大事なデータを保存していることが大半で、数時間であっても正常に動作しない・共有フォルダにアクセスができない・エラーメッセージやエラーコードの表示が消えないなどの症状が出ている際にNASを使い続けようとする、放置すると状態が重篤化することが多いものです。本来は何のエラーも出ないで使えることが正常な状態であるため、NASの動作が少しでも不安定になったり、使えなくなったりしたら機器の使用を止める他、専門家のアドバイスを聞く事を優先しましょう。
・物理障害が疑われる場合: TeraStationやLinkStationを数年使っていて経年劣化が疑われる・停電や瞬電があった・台風、豪雨、雷、地震など自然災害の発生後にNASに不具合が生じた・筐体本体のランプが赤や橙色で異常を示している・Iから始まるインフォメーションコードやEから始まるエラーコードなどが表示される・エラーメッセージが出る・共有フォルダにアクセスができない・NASが起動しない・NAS Navigator2に入れてない・NASがネットワークに表示されないなどの症状が出た際には物理障害が発生している可能性があります。このような場合もプロのデータ復旧業者への相談が推奨されるものです。

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まとめ・I15エラーは早期の対応が大切

TeraStationやLinkStationにI15が表示された時には、RAIDアレイに関連する深刻なエラーが生じていることが大半で早期での対応が非常に重要となります。「RAID I15 ARRAYx Scanning」と表示された際には、システムの転送速度が低下する他、最終的にはデータの損失やさらなる障害を引き起こす事も多いものです。
TeraStationやLinkStationにI15が表示された場合には内蔵HDDやSSDに不良セクタが発生および増殖・物理的な故障が起きたことが原因で、RAIDアレイがスキャン状態に入っていることも多く、スキャン状態が続くことでHDDやSSDに多大な負荷がかかり、完全に壊れてしまうこともありえます。
不具合が生じたTeraStationやLinkStationに保存しているデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合にはプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。アドバンスデータ復旧はTeraStationやLinkStationに生じる様々なトラブルに対して数多くの復旧実績もあり安心です。もちろん、相談も無料です。万が一、困ったり悩んだりした際には無料の相談から始めてみてはいかがでしょうか。

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